瀬戸川模型工房のブログ

東京・練馬で鉄道模型専門の模型工房をやってます。主に工作日記と乗り鉄・取材の日記を載せてます。お問い合わせはこちらです。https://tomox14.jimdo.com/

2012年09月

キハ47の九州タイプを作っている最中に、個人注文を受けまして、その商品が完成しました。
キハ47「鳥取花傘色」の原型と延命更新車、2種類2両で計4両です。
 
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あまりやらないデカール勝負です。苦手かも。
マークフィット・ストロングというデカール軟化剤がとてもよかったです。
この色の工作上の一番のキモはやはり正面のヒゲでしょう。最後の最後まで塗装で表現するかデカールで勝負するか迷いました。が、今回はデカールで行いました。
更新車は例によっての窓の穴埋めや屋根のつるんつるん化がありますけど、それはもう慣れているので負担になりませんでした。
 
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ありえない四両編成も記念に。
 
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ついでに現在唯一生き残っている126号機とタラコで今風に。
 
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さて、九州です。
今度はいい色で撮れました。現在出品中のクーラーなしとの二両編成です。
この実車で香椎線を往復しました。
 
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あちゃー、完成のうれしさのあまり、クーラー付のほうのホロと無線アンテナ、付け忘れているじゃんかよ!
 
やはりこの屋根が制作可能ってことになると・・・・・・
 
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仮に載せただけですけど、アクアライナーもちゃんとしたくなりますよね。
K社のロゴはもったいないけど全消しで。w
 

記憶が新しいうちにブログも完成させてしまいましょう。

今回はあらかじめ仕上げた屋根の上に接着する方法を取りました。
模型の種車はK社のものです。

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配管カバーのくる位置を鉛筆でケガキます。
カバーの中心になるところに線を引き・・・・

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その中心に数箇所の穴(Φ1.0ミリ)をあけます。コレは裏から接着剤を流し込むためのものです。
真鍮線を釘がわりに植え込んでもいいでしょうけど、それをするなら、塗装前にちゃんと溶着しておけば外れることはないでしょうね。(今回は屋根が仕上がっているので逆に面倒)

配管を接着していきます。接着剤がはみ出さないように・・・・
そしてクーラーの室外機はゴム系ボンドで気楽に接着しました。

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どうでしょう?テーパーの精度もこの写真ならよくお分かりになるかしら?
配管留めも効いてますね。でも実車はここまで派手に?目立ってません。
でもこれを省略してしまうとノッペリとした雰囲気になるので、ここは大げさにしてみました。
それとカバーそのものがちょっと迫力がありすぎかも。でもNゲージは屋根上が命!ですので、これぐらいのディフォルメは良いのではないかと。

さっそくボディーに載せてみました。

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割と満足のいく仕上がりとなりました。
あとは九州独特の排気煙突の延長ぐらいかな?
今オークションに出品しているのも金属パイプでパーツを作って取り付けてしまおう。
あ、写真じゃよくわからないと思いますけど、ホイッスルカバーはもちろん暖地式に変えてあります。
さて、明日はちゃんとした模型撮影ですね。

この作品も出品予定でーす。

「キハ47JR九州 直結クーラーを表現する」  終わり

この図面はMA社のものを実測し、そして今回のモデルとなる74号機に合わせて描いたものです。

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MA社の寸法を修正してますね。

さて、配管カバー製作に移ります。
まずは治具の1,5ミリ角棒と0.5ミリ真鍮線のあいだに2.0ミリプラ角棒を設置して、粗めの金属ヤスリでザクザク削ります。

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黄色の線になるように意識して削っていくと、ヤスリが両サイドの真鍮部分にあたってテーパーの粗方ができたことを知らせてくれます。
これを細目、そしてかまぼこ板に耐水ペーパーを貼り付けた自家製ヤスリで1000番程度まで仕上げます。

次に隣のレーンに設置。

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元は2ミリのプラ角棒でしたので、1,5ミリの高さに水平に仕上げるように真鍮の棒でガードしてヤスリで水平を出します。
これも1000番まで仕上げます。
取り外すとバリが出てますので、カッターの刃を立てて研ぎ出しをします。するとキッチリと角の出た片テーパーが出来上がりました。

あとはこれを図面の上に乗せてカッターで切断していきます。

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配管真ん中のティーズは2.0ミリ角。短い配管は1,5ミリからの切り出しです。
肝心のクーラーはGMキットのパーツでキハ200系のクーラーを切断して使いました。同じ形式だそうです。
切断面には0.5ミリのプラ板を貼りました。
現物もそれぐらいいい加減なフォルムだったので助かり?ますね。

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次回は屋根に取り付けます。


つづく

前回、一足先に九州色のクーラーなしができましたので、今度は九州の特徴的な屋根クーラーを作りたいと思います。
モデルはキハ47-74。これは僕が香椎線を完乗したときの車両です。

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ご覧のとおり、クーラーはWAU202を半分にした感じで、切り目は鉄板でカバーしてあるだけ。
ダクトカバーは台形のような断面で、片テーパーが大きくついてます。
またダクトのT字部分(ティーズ)もごっついですね。クーラーの手前で大きく蛇行してます。ここはMA車のキハ47九州車の屋根上表現と大きく違ってます。
これは是非とも実車に即した感じに仕上げたいものです。

てなわけで材料。
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エバーグリーンの1.5X2.0ミリ角柱、2.0X2,0ミリ角柱、そして細い帯状のもの。これは配管留めの表現に使います。

そしてテーパーをキチンと作るための治具も用意しました。

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真鍮板に1.5ミリ角棒を2本と0.5ミリの真鍮線を2ミリの間隔を空けてハンダ付けしてあります。

それでは次号から早速工作に取り掛かりましょう。

今月初旬に5日間で訪れた九州。
その目的は現地のキハ40系をこの目で確認すること。
そして第一弾が出来上がりました。
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側面の小ルーバーを埋め、屋根はKATOのアクアライナーの塗替え。ボディーのアイボリーと青23号はオリジナル調色です。ちょっとデジカメは青の彩度が強すぎてますが、模型はもっと控えめです。
アイボリーももう少し黄ばんでますけど、これじゃ白3号のようですね。
九州であることの違いはしっかり表現してます。
今回の九州色には自信があります。

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なんかホコリがいっぱい写りこんでますね。失礼。
屋根は
ベンチレーター跡と水タンクをねずみ一号に塗り、基本はダークグレーです。
JRマークのインレタがきまってます。
敢えて下回りはその違いを表現しませんでした。ここの違いを言い出すと、今まで作ってきた西日本延命更新車の下回りはどーするんだ!ってことになるので。
でも詳細写真は撮ってきたので、いつか機器を自作して作りたいものです。

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やはりTNカプラーで締めるといい顔してますね。
オークションではKATO下回りと選択式にします。
もちろんこのクーラーなしタイプを作ればあの”賑やかしい”直結冷房車も作りたいですね。
実はもう工作は進んでます。
来週には出品します。

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同時出品の播但線キハ40とタラコのキハ40も写真を撮りました。

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午後三時の撮影で、既に日光が夕暮れっぽいです。
少々赤く写ってますね。
以前のブログに同じ色のものが載ってますのでご参考にしてください。

オークションID は tomox14 です。

よろしくお願いします。

前回の出品で好評だったので、また塗替え品を作りました。

キハ40 2046 (M)

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キハ47 1106 (T)

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キハ40 2008 (M)  キズ有り

これは出品の写真でクローズUPした画像が載せてありますけど、光の当たりかたでは言われないと分からないキズです。
でもキズモノとして出品。

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キハ40 2007 (T)は次回の出品にします。
ま、違いはほとんどありません。

このジオラマは当方の集合モジュールの一部です。10日間で作りました。
またしても屋外撮影。
こういうときに持ち運びの聞くモジュールレイアウトは便利ですね。

この出品が終わったら、当分播但線色はやらないつもりです。
現在受注品を仕上げ中。
その次に九州色に挑戦しようと思ってます。
西日本更新車は窓枠パーツが手に入らないのでちょっとお預けです。
入ったらタラコの更新車を作るか、広島か、岡山ですね。
岡山のキハ48更新、また作りたいですね。

今後とも宜しくお願いします。








明日から九州に取材?旅行のため、大急ぎで撮影しました。

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これはM車

朝の七時に隣の空き地にモジュールを持って行って撮影。
そしてオークションに出品し終わったと同時にエラー発見。

更新窓の中桟、黒く塗り忘れてるやんけ。

というわけで黒く塗り終わりもう一度撮影しようと思ったら外は土砂降り。
仕方なくオークションの写真は室内のしょぼいマクロ付きコンデジで撮影したものになってしまいました。

カトーばかりで加工してきたので、今回TOMIXは初めてだったけど、なかなかいい仕上がりに満足です。
ただ種車が高いからオークションの開始価格も値上げせざるを得ないですね。



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