瀬戸川模型工房のブログ

東京・練馬で鉄道模型専門の模型工房をやってます。主に工作日記と乗り鉄・取材の日記を載せてます。お問い合わせはこちらです。https://tomox14.jimdo.com/

2013年12月

今年最後のご依頼工作が昨日完了しました。

まずは「ブルトレ色」と言われた津山色です。

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キハ40-3001(手前)とキハ40-2006 

ベースはKATOです。TNカプラー及び高輝度LEDに交換といつもの標準施工です。
タイフォンカバーはシャッタータイプの小型でしたので、白ラインのこともあり一旦削り落としてから最後にTOMIXのパーツを付けました。
Hゴムの色分けも実車通りにしてあります。

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40-3001にはJRマークを付けました。

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キハ53-1 キハ23ー505

こちらはTOMIXからです。
この津山色に使われている青20号ですけど、ファルべもGMカラーも気に入らず、結局は調色しました。
ブルトレそのものの色よりも焼けた色にしてみましたがいかがでしょう?
この青色ですけど、白を入れすぎると彩度が失われますし、少量の白でもすぐにイメージが変わってしまいます。
今回はクレオスのインディブルーから作りましたけど、調色用の瓶を二つもつかってやっと気に入ったものができました。
ちなみに白はグランプリホワイトです。
この白を先に塗ってからのマスキングでしたが、完成直前で気に入らなくなり全てやり直して完成させました。
案外難しい塗装でした。


新新潟色
キハ47ー1515 キハ47ー516

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この画像はやや青みがかってます。
今回は白をキャラクターホワイトに替えてみました。ほんの気持ちですけどグレーが入ってる白ですね。
モンザレッドはやや赤みが強いのですけど、僕は気に入ってます。
これもまたサイドのボーダーが大変に難しい塗装です。
ベースはKATOで標準施工での交換がしてあります。グレーのTNカプラーがいかにも新潟らしさを引き立てますね。
右側の47-516はジャンパー栓取り付け予定穴塞ぎ(いい加減この名称なんとかならんかな:通称「凹み」でいいかな)をパーツで表現してあります。

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キハ40-584

このカラーでのキハ40もあるのですね。
この新新潟色もタイフォンカバーを一旦削っての塗装です。
DT44(46)台車ですけど、動力モノがホントに入手困難で困ります。KATOさんなんとかしてよー。


九州小倉試験色

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キハ58-56 キハ40-2062

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クリーム1号は調色してあります。青20号はファルべをストレートで使ってます。
こんな塗装のものもあったのですね。塗っている最中はピンと来なかったのですけど、組立完成を終えたらカッコイイ!このカラーリング、大アリですよ。
でもこの二両だけだったんですね。
ちょっと青が濃いです。新製したての感じで塗るのが僕の注文品に対する基本。
(僕の手元にある私物は汚れて退色したイメージのものを残してます。)

こんな感じで2013年の僕の工作は終了しました。
来年への持ち越しもまだまだありますけど、依頼分は優先してこなしてます。残っているのは自分の趣味分。
787系や817系、クモハ123-1や旧国の改造などなど、車両はバラバラのまま年越しです。
あれ?キハ41はどうしちゃったんだろ?
まだパテ盛りで止まってますがね。w
そんな状態なのに昨日また種車を三両も買っちまったー。
それにもましてモジュール工作にも取り組みたい。
これじゃいくら体があっても足りませんね。

こんな感じですけど、いつもこの拙いブログを読んでいただきありがとうございます。
どうぞ皆さん良いお年を。
そして素敵な新年をお迎えください。






以前アップしていたものですけど、よく探したらいつの間にか削除していたみたいですので、画像だけアップしておきます。
全てご依頼の品ばかりで、すでに手元にはありません。

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とくにキハ40系の朱色のラインについては、タイフォンカバーの上に来ることが実車に基づいているようなので、KATO製品でも一度タイフォンカバーを削り落とし、塗装し終わってから接着しています。ここがキモ。

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クリームはファルべのクリーム4号。朱色4号は調色しました。
ラインの幅は0.4mmで朱色から塗ってます。そのほうがラインの位置出しがしやすいのです。
僕はKATO派なのでまた機会があったら作りたいと思ってますけど、TOMIX派の人には次回のタラコの更新が出たときにはみんな狙ってつくるんでしょうね。
姫新線自体を追いやられ、米子でたむろってるこの色のキハ40系車両群は、なかなか壮観でした。
どうぞご参考までに。

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