瀬戸川模型工房のブログ

東京・練馬で鉄道模型専門の模型工房をやってます。主に工作日記と乗り鉄・取材の日記を載せてます。お問い合わせはこちらです。https://tomox14.jimdo.com/

2016年02月

先日ヤフオクに出していましたキハ48男鹿線二両セットですけど、やはり非冷房ってのが不人気だったのか、自分も気に入らなくなったので、冷房化しました。
ただ最近はTOMIXの東北色が冷房屋根を製品化してますので、その色に合わせて塗装することにしました。

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クーラーは灰色9号に黒を混ぜて濃さをあわせました。GMの灰色9号は赤に振っていますので、すこしシアンも入れてます。ドンピシャとまではいきませんでしたが、TOMIXとならべてもまあ問題ないかなってとこです。
このパーツはGM製で、ダクトカバーはバルディローズ製。カバーは屋根と同じ色にしてます。
この屋根の色はTOMIXのそのままドンピシャです。ねずみ一号から作っています。
そして”なまはげ”ステッカーもチラリと写ってますね。

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これはインクジェットプリンタで印刷したものです。
ホワイトデカールに印刷しようと何度もやりましたが、うまくインクが載ってくれず、プリンタを2つ替えてもやってみたのですけど納得いきませんでしたので、しかたなくステッカー(ただのシール)です。
かなり小さいのですけど、まあ雰囲気は出てますね。
そしてこのなまはげマークがどの車にどのように貼ってあるかと調べてみたら・・・・
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キハ40、48ともに規則性がなくてバラバラなんです。こりゃこまった。
ネットと自分の資料で分かる限りのパターンを調べましたが、青と赤、そして貼ってある高さが違ったりしてます。
そしてネットでもパターンが分からない車番まで出てきちゃいました。
キハ48-537の非公式側です。
これはお客様任せとなってしまいます。すみません。
それとステッカーですので、後日素敵なインレタやステッカーが発売されましたら、簡単に剥がせます。
予備も入れておきますので、これでご勘弁を。

このキハ48男鹿線2両セットはこのようにリニューアルしてアキバのGMショップにて販売いたします。
また、他の4両(少し前の完成ブログより)は3/7以降にネット販売します。
ホームページをごらんくださいね。

また、アキバのGMショップにて以前製作しましたキハ400利尻も販売します。
サロベツ(後期型)のほうはGMショップでお買い上げいただいたみたいで、ありがたい限りです。
同じ塗料はまだございますので、追加製作をお請けいたしますので、どうぞホームページよりご連絡を。
ただ現在大変工作が混み合ってまして、現在で納期は5月連休明けまでお待ちいただくことになります。
どうぞよろしくお願いいたします。



前回のブログで工作が溜まってきたと嬉しい悲鳴を上げ、今日もお電話でのお問い合わせとかが増え、現在では工作の納期を3ヶ月いただかないと回らなくなりそうです。
そんな中でも自分の工房の在庫分も作ってまして、それに関しては「ご予約」という形をとるようになりました。
このブログを注意深く読んでいただきますと、「今度は○○色を作ります」とかの情報が載っています。
それに対してお問い合わせをいただけば、ご希望の番号のその色の車両をお作りするという内容です。
これによってお客様は種車やパーツ、デカールのご用意と送付が必要ない、というものです。
こちらとしても、在庫が作る前からお買い上げ予約が入りますので、安心なわけです。
ぜひともお問い合わせだけでも結構ですので、こちらからご連絡くださいませ。
瀬戸川模型工房

ちなみに今後のご予約可能な車両は
キハ40盛岡赤鬼2両、キハ48盛岡1セットです。
ご予約いただけるのであれば、キハ40五能線、男鹿線、九州色も各一両ずつ可能です。
また、新規挑戦として新潟色青、北海道キハ40函館所属色もラインナップにありますが、これはブログで出来栄えをご覧になってからの方がよろしいかと。
どうぞご予約はお早めにお願いします。こちらの種車のストックはそんなにありませんので。

さてタイトルの東海色です。
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キハ47東海色を2両2セット作りました。
全部で5両しか居なかった同系ですが、一番上の写真のように、近場の美濃太田で見かけた車両です。
模型のほうはちょっと白っぽく写ってますが、基本は九州並みに黄色味を帯びた調合がしてあります。
帯はパンダ工業のデカール。この発色には勝てません。
加工としてはサイドのグリルと給油口を潰すくらいなものです。
下回りはそのまま利用です。カミンズエンジン化は見送ってます。
TOMIXがまたこの東海色を再生産したときには、下回りを作り直してくれることを祈りましょう。

さて、何がこだわりかというと、このアイボリーです。
前述のとおり黄色味を帯びてますけど、でもTOMIXのそれとはかなり色が白いのです。
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遠目でみても、左が黄色いですね。左がTOMIXです。

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近くに寄るとさらに色が違うことが分かります。
白いのが僕の配色です。
僕のポリシーとしては、「あれ?いつの間にメーカーがそんなカラーのを発売したの?」という、あくまでもメーカー側に寄った仕上げをしています。
ですから基本的に手すりとかのパーツは交換してません。
メーカーの既製品と併結しても違和感の無いスペック、というのが目指すところなのです。
でもこの東海色だけはTOMIXさんの色では許せなかった。
残念ながら僕の印象よりも黄色味が強すぎるのです。
本来ならば、このキハ47もTOMIXのアイボリーに合わせて塗るところですけど、この東海色だけは気に入らないので、敢えて自分のイメージで塗ってます。
地元なだけにここは譲れません。

ちなみにTOMIXのキハ48東海色のアイボリーは東北色のそれとまったく同一です。
ですから僕はその東北色のアイボリーのドンピシャ調合色を作って持っているので、東海色も製品に合わせて塗れますけどね。
このブログをお読みになっていらっしゃる諸氏も、この東海色に関しては同感の方がいらっしゃっると思います。
その辺のこだわりにご賛同願えれば恐縮です。
まあ、このTOMIXキハ48東海色は、なぜか塗装が綺麗に簡単に落とせるので、種車としては最高なんですけどね。
でも初期ロットの動力に異音が混ざるというクレームもあるそうです。
僕が使っているのは最新ロットですのでご安心を。

このキハ47東海色2セットのうち1セットは、近々名古屋駅高島屋の東急ハンズさんに販売委託する予定です。
もう1セットはしばらく在庫分ですね。
ヤフオク出品はたぶんないでしょう。
どうぞご興味のある方はホームページのお問い合わせからどうぞ。
よろしくお願いいたします。


先週末はちょっとお休みをもらいまして、関西のほうに行ってきましたけど、何のことは無い模型屋廻り。
結局仕入れにほとんどを費やしてました。
今月の息抜きはコレでおしまいです。
ブログもなかなか更新しておりませんので、この辺でお茶でも濁そうかなーと。
先週のヤフオクは姫新線と盛岡色が無事に落札されまして、ありがとうございます。
追加とか受け付けますので、どうぞホームページのお問い合わせにお願いします。
「瀬戸川模型工房」

さて、二月も第三週に入り、いい加減ノビノビになってた工作を仕上げないといけません。
キハ111の八高線80周年カラーもやっと塗装までこぎつけました。
なんせプラグドアを引き戸に交換する際に、キットメーカーのテンプレートを信じて開口したら穴が大きすぎ、ドアがスカスカ~となる事件が年末に発生。
その萎え気分が1月中に当工房を席捲。
気を取り直すのにどれだけの時間がかかったでしょうか。
ちゃんと現物で確認しなかった僕が悪いのです。
仕上げは綺麗に出来そうですので、お客様ご安心ください。

それとは別の工作もたんまりあります。

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キハ58系の前面貫通ドア貫通の儀式です。
もちろん客室も全部取り替えします。そんな工作が全部で14両。うっひゃー!
これらはすべて東北色に塗り替えます。完成したら壮観でしょうね。
このキハ58あたりのドア替えは前述のキハ111よりもやりやすいんです。
というのも、製品のドアのモールドにパーツの大きさがあっているからで、テンプレの必要がないからです。
とはいえドア一枚の開口の仕上げには慎重さが要求されますので、一両5枚のドアを開口し仕上げるのに1時間以上は確実にかけてます。
この14両は今月中に収めたいんでがんばらないといけません。
もちろんキハ111もです。

その他のお客様から五能線キハ40系4両とか盛岡色、新潟青ひげも注文がきてます。
とくに青ひげは今が旬ですし、来月新津に取材に行きます。
もちろんお目当てはキハ48。どうもあのサイドに流れる青の高さが47と違うという情報を得たのです。
これは確認しなくてはいけません。
そして注文残はまだまだ!どかーんと27両くらいあります。ありがたいですねー。
それらをなんとか五月連休前に終わらしたい。
そして今尚いただけそうなご注文に取り掛かりたい。
自分の工房の在庫も増やしておきたいし、名古屋の高島屋さんの分は納品直前に気に入らないんで手直ししたくなっちゃったし、アキバの在庫は売れてるのかなー。
ああ、なんて幸せな忙しさなんだ!ありがたやありがたや。

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で、こんなん買ってきちゃいました。

はぁ?

今散々忙しいって言ってるハナから何買っとんじゃー!!!!
しかも先週の関西行きでたまたま見つけたわけではなく、あの模型屋に一つしかないことを確認してから買いに行くという計画的犯行。
こんなん作ってるヒマあるの?
はい、ありません。
でも仕方ないよね?これってもうあんまり市場に出回ってないキットだし、キングスホビーのやつなんてもう全然ないしあっても高いし。
作りたくなっちゃったんだもん、そりゃ仕方ない。うん、そうだそうだ。
でもさ、そうやって去年のJNMAのときもなんか一杯難しそうなキット買ってたよね?
え?
そ、そんなん知らん。
知らんぞー!名鉄3780とか知らんぞー!

ま、自問自答はいいとして。
このコンバージョン、妻面と側面のドアあたりの処理が一番ミスしやすいんだよね。
え?スロネなんか買って何作るのって?

えへへ、それは秘密です。
これ、売る気なんてないさー。フリー編成さー。
なんくるないさー!

と言うわけで、そのうち製作ブログがドロナワ状態でスタートする予定っす。
どうぞよろしく。

昨日と連投でUPします。今度は男鹿線です。
昨年9月に立ち寄った秋田での取材のときに出くわしました4連を再現しました。
そのときの取材記録はこちら。
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種車は40-500番台とキハ48東海色です。

キハ48-517 冷房 M車
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冷房ユニットが屋根にのってますので、これはGMパーツとバルディローズのダクトカバーで表現しました。
今回のこの四連から、クリームをもう少し濃くし、緑のボーダーの幅(高さ)を従来より狭くしました。
以前の作品をお持ちになっていらっしゃる方とはここで差がでますのでご注意ください。

キハ40-569 冷房 ロングシート M車
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ロングシート車なので、烏山キハ40-1000の動力を使ってますが、あんまり見た目に意味が無かったかも・・・
この冷房もGM&バルディです。
すでにキハ40東北色が発売になってますので、この辺はズル替えとかやれば種車には苦労しませんが、僕はこのバルディローズのダクトカバーの表現が気に入ってます。

キハ40-536 非冷房 
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縦ドイのある非冷房屋根です。

キハ48-1502 へんてこ冷房
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AU26クーラーです。コレはキッチンのWAU202が似ていたのでそれと、GMの屋根上のパーツ(名前がわかんない)を利用して再現しました。
本来はロングシート車なのですけど、シートの在庫がなかったので省略しちゃいました。
(というかキハ48のロングシートのパーツはTOMIXにはないですね)

てなわけで或る日の秋田駅1129Dの完成です。

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こいつは来月の運転会でお披露目するまではキープしますけど、見せびらかしたら売ります。
ご興味のあるかたは例によってホームページのお問い合わせをどうぞ。
瀬戸川模型工房

男鹿線にはその他ご予約品もあります。
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キハ40-2018、2019(M&T)
この冷房はTOMIXの製品の屋根です。
この塗装をベースに五能線のご注文もいただいてます。
クリームの発色が良くなってますので、ご期待くださいね。

あとは既に納品しました男鹿線4両は手すりの全部パーツに取り替えたものでした。
お客様が事前に種車をバラしていただいたので、大変に取り掛かりがしやすかったです。
このように分解組み立てをお客様にしていただくことにより、ほんのちょっとではありますが、工賃をお安くすることが可能です。
どうぞなんなりとご相談ください。

あ、あとヤフオク出品用とホームページ販売の男鹿線はコレ。
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冷房パーツがなくなってしまったので、非冷房ですが、落札もしくはお買い上げいただいた方に少々の日数をいただけましたら、冷房化することも可能です。
どうぞよろしくお願いします。


 しばらくブログの更新が出来なかったほどに工作に集中しておりました。
先月のGMストア秋葉原店で塗装実演をしていた際に塗っていた盛岡色と男鹿色が完成しましたので、今回は盛岡色をご紹介です。
といっても過去に何度も掲載してますので、みなさん退屈でしょうね。すんません。

今回はタイトルにありますように、「ご予約品」を取り扱いまして、その完成報告なのです。
このご予約品といいますのは、僕のブログの中で「こんどこんなの作りますよー」という小さなコメントにお問い合わせをいただいたり、その他メールのやり取りで現在進行中の販売品の工作分から、ご予約をいただいたものです。
たとえば今回は盛岡色のキハ40系を数両作るという情報をお聞きになったお客様が、「んじゃ赤鬼の何番作ってください」というリクエストに応えて作りました。

これはお客様にもメリットが多くありまして、
・種車やパーツ、インレタの準備と送付の手間が要らない。
・間に合えば欲しい車番にカスタマイズすることが出来る。
があります。
こちらもヤフオクやホームページ販売する前に売約が決まりますので大変に嬉しい限りです。
金額はホームページの在庫情報の下段にある「売約済み」から大体の金額がお分かりになると思います。

さて、ご予約はお二人のお客様からいただきました。

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キハ40-592赤鬼、キハ40-558、キハ40-539赤鬼、キハ48-1510です。
これら盛岡色はいつも同じ塗料を使っていますので、発色は大変に安定しております。
縦ドイはいつもお世話になるバルディローズ製。インレタはトレジャータウンです。
このご予約にはM車T車がご希望に添えない場合がありますし、種車の指定が出来ません。
ですので、細かなパーツが種車によって違うことになりますのでご容赦ください。(特にトイレタンク)。

あと、同時に作ったキハ48セットのジャンクは久々にヤフオクで出品です。

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キハ48-557、1547のM&Tセットです。
上回りと見た目に関しては上記の予約品と全く同じなのですけど、座席が違うためジャンクです。

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T車は例のキハ480をリクライニングにしたときの余剰を色を塗ってそれらしく使ってます。
M車はキハ40Mのものをキハ48-500に搭載してますので、無用なモールドが隠されます。
この辺がジャンクなところです。格安100円スタートです。最低落札はありませんので、どうぞよろしく。

同時にキハ40、48東北色単品も出品およびホームページ販売をします。
また「ご予約品」についてのお問い合わせなどは当工房のホームページからどうぞ。
瀬戸川模型工房

次の工作ラインナップは「キハ47東海色4両」です。どうぞお値段等、お問い合わせくださいね。
ご予約がいただけなかったら、ホームページ販売と名古屋高島屋東急ハンズに委託販売してもらう予定です。

そして次回のブログは男鹿線計12両の完成報告とまたまた出品情報です。
よろしくお願いします。

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