瀬戸川模型工房のブログ

東京・練馬で鉄道模型専門の模型工房をやってます。主に工作日記と乗り鉄・取材の日記を載せてます。お問い合わせはこちらです。https://tomox14.jimdo.com/

2016年10月

瀬戸市の中心部にある地域交流センターで、10/30に僕のサークルが協賛で一般公開運転会を行いました。
実はこのサークルはまったくの非公開で15年も活動してましたが、僕の希望で地元の人たちに鉄道模型の楽しさを知ってもらおうと企画したのです。
初めてのことで不安もありましたが、半年間も構想を練っただけあって、衝突や落下とかのトラブルは皆無。
運営のトラブルもほとんどありませんでした。

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前日の設営は三時間半もかかりました。
複々線の在来に高架複線の新幹線。その周りにHOゲージの複線と内部に路面モジュールを設置。
全部で10本の列車が走行可能です。
設営が終わってからは仲間内での内覧会。
当工房のお得意様も遠方からいらっしゃって、車両を走らせてもらいました。
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あれ?これって僕が前に作って納品したスカ色シリーズじゃないですか!
キハ10スカ色、キハ58系小倉試験色、ゆぅトピア和倉7両編成、あおさぎボンネットです。
メンバーはあまりの世界観に大ウケ。
そして夜間運転会ですから、当然夜行列車の登場です。
駅のホームの照明も直しまして、新幹線駅がライトアップしてます。
これにはお客様も大喜び。
どうも重い荷物を持って遠方までありがとうございました。

そして当日も朝から大慌てで設営し、オープンを迎えると家族連れがどどーっと入場してくれました。
子供たちだけに運転体験をしてもらうため、新幹線と在来線の一本づつを割り当てまして、僕ともう一人でその運転指導に余念がありません。
ってかその忙しい中にケーブルテレビのカメラや雑誌のインタビューが入っちゃって大変。
友人や知人が見に来てくれてもロクな応対が出来ないほど忙しかったです。
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小さな子供たちには新幹線はちょっと見にくかったかなー。そしてご年配の方にはカンタムサウンドで走るHOが人気だったみたいです。
子供たちは興奮してまして、でも会議用のテーブルでバリケードを作ったのが功を奏しました。
また、緊急電源カットのエマージェンシースイッチを作ったのも良かったです。

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そして極め付けのアイディアは、「さわってね!」コーナーを設けたことですね。
触れないという不満を持った子供たちに、触ってもらうことにより、それを解消するとともに、身近に鉄道模型やジオラマに接してもらいました。
このコーナーは大人気。
ジオラマは僕がかつて作った渓谷なんですけど、実は一番出来のいいものを提供しました。
もう、突こうが握ろうがどんどんやって!

そんな感じで来客数は五時間で200人は超えたと思います。
お子さんたちもご家族の方たちもとても満足してもらえたみたいです。
終わって僕らはぐったり。
でも僕はスペースの関係で出来なかった特撮をやらなきゃ帰れません!

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これを展示するためにシンゴジラを間に合わせたんですからね。
戦車は友人の陸上自衛隊とガルパン部隊です。

てなわけであわただしくも大変充実した公開運転会でした。
次回も開催の機会があれば、もっと工夫してみなさんに楽しんでもらいたいですね。

さきほど手元に新発売のKATOキハ25-1000が届きましたので早速見てみました。

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んー、なんか見慣れた模型というか。でも僕は313系を持ってません。見慣れているのは実写の313系です。
まったく違和感がないというか、ディーゼルの主張がないですなぁ。
あ、模型としては素晴らしいんですよね。ってか出来過ぎてて感動がないというか。


というわけで走らせもせずにバラします。(開封して1分もたなかった)

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最近のライト関係を下回りにぶち込んで導光材での点灯ですね。サクっとバラせます。

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煙突(排気筒ね)が別パーツでASSY発売してるのがうれしいですね!自作しなきゃならないかと思ってました。
へ?なんで自作?
あ、よく見るとこのこのボディ側面にはリブが映ってます・・・・

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はいもうみなさんお分かりですね。
キハ25の0番台を作ろうとしていたわけでして、すでに313系のボディを改造して本品の到着を待っていたのです。
あれ?さっき313系は持ってないって言ってましたよね?
ええ、これ、ヤフオクでボディだけのジャンクを先に購入していたわけです。
で、前面中央のライトを潰していたのでした。


側面の検証です。

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上が今回のキハ25-1000で下が313系です。(上の画像)
側面下にリブがあるのが313ですね。このリブがキハ25-0には欲しいわけです。
トイレ窓の部分?車椅子スペース?で1000番台は窓がありますが、0番台はなさそうなのでOKですかね。
しかし313系の旧製品との比較とはいえ、この側面の金属の質感は見事ですね。

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(ネットから拝借させていただきました。すみません)

ただし、側面五枚窓です。

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新作のキハ25の窓はぴったり入るのですけどねー。残念。

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お顔の検証。
ホロ周りの処理が違います。これは別パーツになっている新作を流用してもいいですね。
ただし、下部のエラ?というかアゴ?の形状が違います!
実車はというと・・・・
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(ネットから借用させていただきました。)
上が313、下がキハ25-0です。
なんかたいして変わらないような気がしますけど・・・・ライトからの距離とか見ると同じような。
スカートの形状は313とは違いますね。1000番台も違います。

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これが1000番台。

さて、ここでキハ25-0を作るのにはどうしたらよいかまとめましょう。

・下回り

KATOのこのキハ25-1000しかありませんね。ただしスカート以外。
このスカートは313系から自作するより手はないのかしら。

・上回り

顔は25-1000に穴をあけるより、313のライトを埋めた方が確実ですね。
ただし0、300、1300番台は下部のアゴが違いますので1100、2300、5300番台の顔とかならOKでしょう。
アゴが斜めに切れ上がっているんですね。
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画像は5300番台です。
側面もリブがついているし、よろしいのではないでしょうか。
ただ屋根上は使えませんのでキハ25-1000から分捕ります。
はめ込みがすんなり出来なさそうですのでここは接着が必要でしょう。

というわけで必要な材料としては、
キハ25-1000セット
313系 五枚窓側面リブ付きアゴが斜め上がりのもの 2両
てなことになります。

あーあ、僕の持ってるジャンクはアゴが水平のままだし、側面の五枚窓がないや。
また無駄なものを作ってしまった・・・・
せっかくライト埋めて発売を待っていたのに・・・

てなわけで挫けました。
僕はもうキハ25-0番台製作は一時撤収です。
ってかやる前にちゃんと考えてからジャンク買うなりしろよなー。
でも悔しいから前面を埋めてもちゃんと塗ってわかんないようなクリームの調色塗料だけは作ってやろ。

僕の検証には間違いが多いので、どうぞご自分でも見比べてくださいね。
ではまた。




えー、今日のシンゴジラ。

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フォトショでちょちょいといじりました。
知り合いに「このゴジラ、白く紫っぽく発光した時ので塗らないのー?」と言われたのですが、紫を塗ってしまうとミスしたら一気におもちゃっぽくなります。
それにフィギュアそのものに光源を入れたときにそれはインパクトのある演出となるわけでして、今回は赤のままくちを開かせたわけです。
機会があってもう一度作るなら、今度は胴体にLEDでも仕込みたいですね。
って、種の”怪獣王 ゴジラ2016”がもう店頭から消えて、ネットでも定価オーバーになっているとのこと。
老眼厳しい僕にはこの大きさくらいが扱いやすいので、早いところもう一匹買っておこうかな。
「ゴジラは一匹じゃなかった」なーんて”ゴジラの逆襲”のキャッチコピーみたいですね。

で、このシンゴジラに平行して運転会用のモジュールも作ってました。
うちのサークルはKATOのユニトラの複々線が基本です。
で、複々線が似合う風景って、そうそうありません。
街中を小さなモジュールに詰め込むのも大変です。だからといって田園風景に複々線ってのも似合わない。
というわけで極シンプルなシーンにしました。

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芸のない・・・・

まあ運搬のことを考えたらーとか似合う風景がないとか色々言い訳しちゃいます。
そして金のかかってないこと!
線路はもともとバラストの撒いてあったお古のモジュールをばらして使ってます。
GMの石垣も古いモジュールからはぎ取ったものなのですでにウェザリング済み。w
道路は耐水ペーパーだしガードレールや道路標識は在庫であったやつ。
敢えて新しく買ったのは石垣の下のコンクリート壁を塗ったテラコッタ調スプレーと台枠(ファルカタの板をホームセンターで引き割ったもの)のみ!
手間だったのは道路のラインの塗装位なもんで、一週間のうち実働は15時間も無いかも。w
二本とも道路オンリーだと仲間に指されるので二枚目の右隅に高台を作ったのですけど建設予定はありません。
野球のグラウンドにでもしようかしら。しかも無人で。
嗚呼!車を買う金がない!ってか買いに行く暇がない!
というわけで設定は早朝の幹線道路ということにしましょう。
なんてドロナワなんだ・・・

このモジュール、長辺が80センチという我がサークルの定尺。
合わせて1.6m。こいつは割と長い。
そこに長編成の列車が雪崩れ込んできたらなかなかなシーンだと思いませんか?(思わんわな)
そしてその列車を狙うシンゴジラ。
それに対する陸上自衛隊の戦車大隊。
おお、このだだっ広い道路にワールドタンクミュージアムの戦車軍が並んだなら、どれだけ壮観でしょう!
空き地に指揮所を設営したりとか!
って、僕の持ってる戦車、ガルパンの4号アンコウと三突くらいしかないし。
それに最前線に指揮所は設置しませんがな。
やはりここは1/150のメーザー砲(型式はやはり東宝最大のモスゴジ・ヴァージョンで)をフルスクラッチ?
んなことやってる時間ないがね、まったくもう。
だれか陸自の戦車でなくてもいいから、この道路いっぱい埋め尽くすくらいに戦車もってないかなー。
できれば黒森峰のドイツ機甲師団とかで・・・

てなわけで今日も他のモジュールを改修です。
いいかげん車両工作に戻れっちゅーの。
すんません。 

ではまた。

黒が足りなかったので、ドライブラシをさらに一時間。
全体の艶を落とすために艶消しクリアを吹きまくり、エナメルのブルーグレーで表面にハイライトを施しました。
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爪は特に加工せず、汚しで質感を出すのみに。
歯がなかったのでエポキシパテで紙縒り(こより)を作り、その先端だけを使いました。
約80本の田植え じゃなくてインプラントです。
もう細かいのなんのって。しかもこいつ、歯並びが悪いんですよね。
そして目入れダルマじゃないけど、目の玉をエポパテで作って入れ込み、墨入れして完成です!

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セトデンがぁあああ!
ってかこのスケールだと初代ゴジラの大きさなんですよね。
Nゲージの世界ならシンゴジラは80センチ超になり、このフィギュアにあわせるなら鉄道はTゲージ。
こりゃTゲージもそろえてヤシオリ作戦か!

工作としては、まあこんなもんでしょう。
元ソフビとは思えない質感にはなりました。
では劇的ビフォーアフター! 左がビフォーね。

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結構変わっていると思います。
首の延長や顔の整形もそうですけど、ソフビの表面に砂入りの溶きパテが地味に効いてます。
赤をなるべく抑えてオモチャっぽさを消し、歯の入れ替えと爪の汚し、背ビレの削り直しにしっぽの筋入り。
ちょっと歯の形状がイマイチですが、今度の公開運転会のお披露目には間に合いました。
この手の工作は自由度が高くて、いつもの鉄道車両とは脳みその違う部位を刺激してくれていいですね。
ただ、仕事ほったらかしにしちゃうのはダメですけどね。お許しください。

というわけで購入して3か月でなんとかゴールです。
ホッと一息。
散々遊んだら僕のことですからさっさと売っちゃうとは思うんですけど、売れるのかなぁ。
ヤフオクではみなさんも頑張って改造してますし、メーカーも凄い造形のシンゴジラを発売してきてます。
飽きたらホームページの在庫のところに掲載するでしょうから、その時はよろしくです。
そしてこのシンゴジラの造形も当工房の加工注文としてお請けしますよ。
価格は・・・・・いくらになるんだ?これ?
まあ、お問い合わせくださいね。


それではまた。

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えーいつのまにか頭部をもどして首の造形をしちゃってます。
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これはタミヤのエポキシパテ。
どうもダイソーの樹脂粘土はあとではがれてしまうので、もう使いません。あかんわ、この手の工作では。
首の筋肉や筋が頭をもたげて叫んだ時にどんな感じで伸びるのかを想像しながら造形しました。
この輪ゴムは接着の乾燥待ちのためのサポートですけど、痕がついちゃって修正しなくてはいけませんでした。

そして広島カープ日本シリーズ進出記念じゃないですけど、全体を一旦赤ゴジラにしました。
これはモデラーの方なら良くお分かりのドライブラシの前作業です。
そしてこの赤で造形の最終チェックをします。
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顔の凸凹があんまりなかったことに気づいて、瞬間接着パテを点々と盛り付けました。
あとは背びれの開口手術跡をもうちょっと目立たないようにしました。
手首の接合痕も消しましょう。
さて、ここから地獄のドライブラシです。

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光沢黒を筆に付けてとりあえず二時間ほどやってみました。
ちなみに赤はモンザレッドね。
背びれが赤のままだと別のウルトラ怪獣みたいです。
写真では結構黒いのですけど、まだまだ赤っぽいのです。
で、パンフなどを見ると、赤は黒い皮膚の隙間にちらちら見えるだけですんで、このままだと元のソフビと変わりません。
さらにドライブラシを進めます。
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通算三時間経過。
イライラしてきてドバーっと塗料を置いちゃったところもちらほらです。
でもまだ赤い。おいおい、一体何時間かかるんや。
ツヤありの黒はオモチャっぽい感じもするけど、これはこれでいい表現だなーと思いました。

要はこのシン・ゴジラをどれくらいの距離で見るか、が問題なのですね。
近くで見るなら・・・でもこいつはツヤは要らんかも。
Nゲージだと1/150ですので、1m離れてみれば現実世界では150m離れた風景になります。
となると車両にツヤはあんまり好ましくない。
でも間近で見たいとなると、ツヤは欲しくなります。
昨今のNゲージでも光沢をウレタン塗装でつやつやにしている車両模型もあり、それはNゲージャーの車両との距離が近くなっていることを意味していると思います。
コレクションがメインで走行とかを考えないなら、光沢はアリでもOKだと思うのです。
HOゲージならさらに高級モデル感を必要としている傾向にあるので、ツヤはあった方がいいかも。
でも大パノラマで走行させるのなら、ツヤは落として仕上げるでしょうね。
その辺のニーズを当工房もちゃんと捉えていきたいです。

さて、このシン・ゴジラも30日の一般公開運転会でのお披露目に向かってラストスパートです。
ですが、ちょっとその前に・・・
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アングル変えて撮影してみたり。
夜に近所jの赤いネオンの前でローアングルしてみたり。
光沢のあるうちにライティングで楽しんでみたり。

ついつい遊んじゃいますね。w

次回は最終回ですよん。

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しばらく時間が空きました。顔の表面に塗りたくった瞬間接着剤タイプの造形パテをリューターで削ったところです。
凸凹が岩石のようになってますので、ソフビの表面では不満。
そしてソフビではリューターをかけると毛羽立つので、このパテをカバーして造形しやすくしたわけです。
これ、使えます。

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嗚呼、手が!手がぁぁあああ!
と上向きになってないので切り落としました。
この辺の加工もサクサクやれちゃうのがソフビのいいところなんですね。

さて、顔です。

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というか口の中なんですけど、上下のあごをつなげる筋肉がむき出しになってましたので、まずはそこをエポキシパテで作ってみました。なんか効果ありそうですね。

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その両頬の裏側の筋肉を残しつつ、口内の波動砲発射口を造形してみました。
というか巨神兵のビーム発射口? この段階では粗っぽく形作ってます。

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シンゴジラは割りと口がかぱーんと開いてる感じがしたので、ほんのちょっとだけエラあたりの骨格を強調してみました。後でバランスが悪かったら削ればいいし。
でもこのままだとヘビっぽかったので。
そして歯茎も少しだけ肉盛りしてます。

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口腔外科医になりきりモードで口内を造形です。
作ってみて元原型師のオヤジに見せびらかして楽しんでましたが、なんか迫力がない。
口の中のひだひだが強調されてません。
この開口の段階では結構口内の発射段階も進んでます。
もっとひだひだが伸びて広がり、大きくなっていないと。

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てなわけで肉盛りし直しです。
ひだは外側から作り、口の中の壁と一体にならないように盛り上げてべろべろ状態にしながら、内側にさらにひだを作り、寄せては延ばすみたいなことを繰り返しました。
固まってからの削りだしがしにくい場所ですので、なるべく造形時にテクスチャーを整えました。
もう劇場パンフを見まくりです。
まあ、この辺でいいのでないかな。
あれ?最初に作った頬の内側の筋肉が・・・・・どっかいっちゃった。w

つづく

最近車両工作は全面ストップになってます。
と言いますのも、今月末に私の所属するサークルが初めての一般公開運転会を行うので、その準備が始まったからなのです。
この運転会の公示はすでに始まっておりますので、そのうちこのブログにも載せます。
まあ、大した運転会ではありません。なんといってもウチのモジュールレイアウトのウリは大きさだけなんで。
しかし一般の人にも見てもらうわけですから、多少はジオラマっぽくしないといけません。
というわけでジオラマ製作を始めたのです。って、あと半月しかないけど。

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で、何故かいきなりバラスト付きのレールモジュールを引き割ったりししてます。
僕は木工のほうが実は得意でして、といっても大工でもなんでもないのですけど、こういうテーブルのこぎりなんて機械とか一式家に揃ってます。
なんでもこんなことしてるかってのは、単にせっかくバラストまで撒いたのに幅が違うだけで捨てるのが惜しくて細くしてるだけです。
要はセコいだけー。

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おまけにこんな形の角材まで製材しちゃって、一体何に使うんでしょうね。
横ののこぎりの角度に注目です。
ちなみにレール道床ではありませんが、この機械を使えば簡単に作れちゃいます。
ただし直線区間のみね。意味がないなぁ。

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地元の地方新聞社が、この運転会の告知を載せてくれるということなので、写真撮影もしました。
我が家で急きょ行いましたので、慌てて駅モジュールを並べて、それっぽい車両を並べました。
僕の顔で紙面を汚すのだそうです。うげげ。
記者の女性は写真やインタビューそっちのけで「凄い!凄い!」と連発してましたが、ウチのモジュールは運搬と組み立てと収納、防塵にその特性が現れているので、ジオラマ系の魅力は乏しいのですけどね。

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で、すぐにこうやって遊んじゃう。シンゴジラ、首ないけど。
このゴジラも運転会までには完成したいですね。
ってことは、いつまでも真っ白ってわけにはいかないですね。
今回のこのゴジラの仕上げはホワイトで行こうかなーと思ってましたが。

てなわけでまた何かが進みましたらUPしまーす。

いつもの運転会をやっているサークルの子供チームを集めて、今日は車両模型工作の教室をやってみました。
二人の男子が参加。
ご両親も来てもらって、プラモデルも作ったことのない子供たちに、クロスポイントの名鉄3100系無塗装キットに挑戦してもらいました。
こちらもどうなることかドキドキです。
ちなみに名鉄の中古のキットを譲り、講義はボランティア。会場は我が家(当工房)でやりました。

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まずは基本のボディ洗浄から。
二人とも真剣です。
お父さんには離型剤の洗浄の意味を教えます。

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乾燥待ちの間にニッパーを使ってパーツをランナーから切り落とします。
バリを取るカッターナイフの手がたどたどしい。w でもこれも訓練ですね。

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ボディーを缶スプレーで塗るのですけど、保持する道具を割りばしとティッシュで自作してもらいます。
この道具が何を意味するのか、道具ってのは自分でも作るものなんだって、感じてくれたらうれしいですね。

その後我が家の裏庭で蚊と格闘しながら名鉄スカーレットを吹き付けます。
が、やっぱり缶は難しい。
どばどばー!

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でもいいのです。
子供たちはグレーだった車体が赤く染まってとてもうれしそう。
屋根のグレーは筆塗りに挑戦してもらいましたが、こちらはことのほか上手くいきました。
そしてとりあえずガラスパーツをはめ込んでもらいます。
ドンドン形になっていく喜びが、子供たちから伝わってきました。

「沢山作っていくうちに、おじさんのこの名鉄のようにきれいにつくれるよ。」
なーんていい気になって作品を見せつけますが、子供たちは自分たちの作品を嬉しそうに見てます。
そして後日、その出来が市販品と違うことに気づくでしょう。
そして不満や疑問を覚えたら、そこからまたスタートです。
気に入るまで何度もやるくらいの粘り強さも欲しい。
失敗してもくじけないで欲しい。
これって誰しも通る道ですもんね。
彼らには大好きな鉄道模型でも、そういうことを感じて成長してほしいんです。

しかし缶スプレーが古かったのもあったけど、難しいわー!缶なんかで絶対もう塗装なんて怖くてできない!w

僕は今まで自分勝手に好きに生きてきました。
子供がいないのもありますが(ついでに独身)、こうやって子供たちに触れ合うのって今まで本当になかったんです。
ちょっとくらいはこうやって社会に貢献しないといけないでしょう。
教えていて、僕が教わることの多さに気づいたり。
てなわけで、大変僕としても有意義な一日でした。

次回はジオラマにも挑戦してもらおうかなー。w

毎日工作してますが、鉄道模型から離れがちなのがいかんですね。
今月末は我がサークルで公開運転会があって、補修したいモジュールレイアウトもあるし、新作ジオラマも作りたいし、肝心の仕事はなんかストップしちゃってます。
なにか一つのことが引っかかると先に進めなくて、常磐線のクハ401はどうも釈然としないところで3か月止まってます。
でもま、いつも始めてしまえばさっさと解決するんですけどね。
それに新潟祭りが再来してます。
急行色とかキハ40青ひげとかニーズが増えてます。
早く原隊復帰しないと。

しかし今はシンゴジラでエンジンかかっちゃってますから、進めましょう。

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頭に行く前にしっぽのテクスチャーがイマイチだったので、ニードルでスクラッチしました。
このひっかき傷、二時間もかかったっす。しっぽだけですけどね。
でも表情がぐっと良くなりました。
後はこのスクラッチを消さないように塗装しないと。

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頭を仮付けしてみます。
雄たけびを上げた顔にしたいので、こんな感じでしょうか。
首がスカスカに空いてますね。
というので埋めておきましょう。

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例のダイソーの樹脂粘土です。
こいつで首を延長しようと思ったわけですけど、盛り付けた量が多かったので、乾燥硬化までに一晩以上かかりました。
でもなんか柔らかいですね。この粘土、こういう造形には向かないのかな。
首の中に骨を入れて、表皮だけをこの粘土にすればよかったかも。

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上下のあごの内側を成型します。
下はエポキシパテで作ったのでルーターで筋彫りです。
上あごの中は樹脂粘土に傷をつけて、コテでボコボコにしておきます。

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頭部の表面もごつごつさせたいので、ソフビのままでは削ることもできません。
ですので、瞬間接着剤系の造形パテを塗りたくって、あとでナイフとかで削れるようにしておきます。
これぐらい大口を開けていれば、口内の成型もできそうなので上下を接着。

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ガバーっと開けた口の頬にあたる部分をエポキシパテで造形します。
こっちの方が薄く削りやすいですね。

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なかなかのポーズになりました。

お次は口内の造形です。

つづくー

ちょっと間が開いてしまいましたが、シンゴジラも進めましょう。
こういう仕事に関係ない工作って、癒されるなぁ。
しかも大胆にやれるし。

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オヤジから造形用の工具をもらっちゃいました。先日ハンズで一本購入したら「そんなもんウチにある!」とか言って出してきたのです。
あるのは知っているんですけど、それでお前が作れよなーと思っていたのですがね。
ええ、僕のオヤジは元・原型師です。原型師という職業が世の中で知れ渡る前からやってました。
有名なのはバン〇イのウルトラ超獣大百科シリーズの初期のバルタンとかゼットン、レッドキングはオヤジの原型デザインです。今のバージョンはもうとっくに変わってますね。もう30年近く前の話です。

そして造形粘土も悩んで三種類買ってきましたが、使いやすさと低価格でとりあえずはダイソーの樹脂粘土でいってみましょう。

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とまあ何をするでもなく手足を元に戻しただけなんですけどね。
継ぎ目に瞬間接着剤を盛って接着し(これがまたよく着くんですねー)、この樹脂粘土を隙間埋めしました。
この粘土、結構粘性があって、指とかに戻ってきてしまいますので、粘土を塗り広げる前にハケ付きの瞬間接着剤を塗布しておいてから粘土を塗りたくりました。
すぐには硬化しないので、ちょちょいと造形です。
腕の肘の部分なんかもそのやり方で盛り付けました。

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ビキニラインやしっぽの継ぎ目なんかに盛り付けて造形。
このままだとなんか目立ちますけど・・・・

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例のバラスト入り溶きパテを塗りたくれば全く分からないほどのテクスチャーになりました。
この方法で皮膚表面のテクスチャーをもっとごつごつとした岩肌のようにしようか迷い中です。
まー、このままでも良いかなー、悩むなあ。
粒子の細かい粒がいい仕事をしてくれていますので、目立つ藤壺だけを取り除けばオッケーかも。

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五枚におろして背びれを薄くシャープにしましたが、瞬間接着剤で引っ付けました。
切れ目が鮮やかな線になって出てくるので、瞬間接着剤は多めにはみ出すように盛って接着です。
後は継ぎ目は粘土細工で消す、と。
でもこの背びれの付け根の部分(髪を背びれに例えると頭皮の部分)は割と細かな皺があります。
この辺も粘土か造形パテで表現したいところですね。

てなわけでお次はいよいよ頭部の造形ですね。どきどき。

つづくー

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