瀬戸市の中心部にある地域交流センターで、10/30に僕のサークルが協賛で一般公開運転会を行いました。
実はこのサークルはまったくの非公開で15年も活動してましたが、僕の希望で地元の人たちに鉄道模型の楽しさを知ってもらおうと企画したのです。
初めてのことで不安もありましたが、半年間も構想を練っただけあって、衝突や落下とかのトラブルは皆無。
運営のトラブルもほとんどありませんでした。
前日の設営は三時間半もかかりました。
複々線の在来に高架複線の新幹線。その周りにHOゲージの複線と内部に路面モジュールを設置。
全部で10本の列車が走行可能です。
設営が終わってからは仲間内での内覧会。
当工房のお得意様も遠方からいらっしゃって、車両を走らせてもらいました。
あれ?これって僕が前に作って納品したスカ色シリーズじゃないですか!
キハ10スカ色、キハ58系小倉試験色、ゆぅトピア和倉7両編成、あおさぎボンネットです。
メンバーはあまりの世界観に大ウケ。
そして夜間運転会ですから、当然夜行列車の登場です。
駅のホームの照明も直しまして、新幹線駅がライトアップしてます。
これにはお客様も大喜び。
どうも重い荷物を持って遠方までありがとうございました。
そして当日も朝から大慌てで設営し、オープンを迎えると家族連れがどどーっと入場してくれました。
子供たちだけに運転体験をしてもらうため、新幹線と在来線の一本づつを割り当てまして、僕ともう一人でその運転指導に余念がありません。
ってかその忙しい中にケーブルテレビのカメラや雑誌のインタビューが入っちゃって大変。
友人や知人が見に来てくれてもロクな応対が出来ないほど忙しかったです。
小さな子供たちには新幹線はちょっと見にくかったかなー。そしてご年配の方にはカンタムサウンドで走るHOが人気だったみたいです。
子供たちは興奮してまして、でも会議用のテーブルでバリケードを作ったのが功を奏しました。
また、緊急電源カットのエマージェンシースイッチを作ったのも良かったです。
そして極め付けのアイディアは、「さわってね!」コーナーを設けたことですね。
触れないという不満を持った子供たちに、触ってもらうことにより、それを解消するとともに、身近に鉄道模型やジオラマに接してもらいました。
このコーナーは大人気。
ジオラマは僕がかつて作った渓谷なんですけど、実は一番出来のいいものを提供しました。
もう、突こうが握ろうがどんどんやって!
そんな感じで来客数は五時間で200人は超えたと思います。
お子さんたちもご家族の方たちもとても満足してもらえたみたいです。
終わって僕らはぐったり。
でも僕はスペースの関係で出来なかった特撮をやらなきゃ帰れません!
これを展示するためにシンゴジラを間に合わせたんですからね。
戦車は友人の陸上自衛隊とガルパン部隊です。
てなわけであわただしくも大変充実した公開運転会でした。
次回も開催の機会があれば、もっと工夫してみなさんに楽しんでもらいたいですね。