この夏のワンフェスに行ったとき、同行した友人の娘さんから依頼がありまして、ちょっとフィギュアを塗ってみました。
トカゲとイグアナのフィギュアです。
塗りやすいように穴を開けて棒を刺します。
こういうのはまず奥になる色から塗ります。肌の奥の濃い色(皺のミゾ)の色はクリーム1号。
今度はクリーム10号を塗りまして、皺の部分はあまり吹き付けません。
イグアナはスカイブルー。これは旧高岡色です。
緑のトカゲは東北色の淡い緑。調色し直ししたものの試し吹きって感じ。
腹に緑や青が回ってしまったので、もう一度クリーム10号を筆塗りです。
クリームと緑の間をぼかすために、0.2mmのエアブラシを使用。
ところどころに黄色5号、頬紅と口の先に赤11号をふわっと吹きます。
目玉は爬虫類っぽくせずにつぶらな瞳にしました。(ピュアブラック)
木の枝?はマホガニー。そしてネズミ一号でウォッシング。
さらに墨入れグレー、ブラウン、黒で陰影をつけます。
完成前に艶消しクリアを吹き、このイグアナは目玉にタミヤの艶出しニスを。
コイツはボディを艶消しのままです。
後で木の枝を塗りますので、細かい筆塗りとなるわけですけど、黒い墨入れで、なんとなくいい感じかな。
緑の方は、ボディに艶出しニスを塗りました。そしてあまり濃い墨入れをしてません。
イメージはアマガエルのツヤって感じですがどうしょう?
木の枝はもっとリアルにするにはグレーを基調とするのですが、今回は二匹を目立たせるために、雨に濡れた小枝って感じでとどめました。
しかし使っている塗料のほとんどが鉄道カラーという。笑
だいたい僕は秋になると鉄道から離れてフィギュアに寄り道しますね。かつてはシンゴジラだったりT-REXだったり。
いいリハビリになりました。
さて、キハ28&58の四国色の注文が入りました。
年末に向けて、何とか間に合わせましょう!
瀬戸川模型工房 でした。