瀬戸川模型工房のブログ

東京・練馬で鉄道模型専門の模型工房をやってます。主に工作日記と乗り鉄・取材の日記を載せてます。お問い合わせはこちらです。https://tomox14.jimdo.com/

2019年04月

天気にも恵まれ、別のぶっそうな事件でも騒がしかった浅草ですが、無事に鉄道模型市の出店を終えました。
新商品のトラムウェイ・キハ40の塗り替え品、いかがでしたでしょうか?

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多くの人に足を止めていただき、多くの質問をいただいたことも大変うれしかったです。
とくに塗装で多くの方にお褒め頂き、大変感謝しております。
これでなんとか自分の塗装に自信をもってお勧めできるようになりました。
そしてさらに「これ、高いよ」というようなお言葉が一つもでなかったのも嬉しかったです。
値段相応のクオリティが出せたと自負してもよいかと思います。
多分のこれらの中の数点はRMMODELSに掲載されると思います。

これでこのキハ40の塗り替えはすべてご依頼のみの対応となります。
画像に映っているものは大手模型店(銀○と名●屋)の店頭での販売となります。
塗り替えご希望の方はホームページの問い合わせのページからどうぞ。
種車はお客様でご用意くださいませ。
当工房はキハ40のT車を3両、キハ48のセットを2つしかご用意できませんのでよろしくお願いします。

開発中と題してサハ87も初お披露目でした。
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会場にお越しのお客様はこの模型の元ネタというか種車が何かお分かりになったと思います。
それに床下、台車、ベンチレーターなどを用意し、TOMIX70系新潟色に色合わせしてご提供いたします。
ただ私の所有する分では後3両ほどが限界です。
なんせ床下器具がそろわないのです。
すでにご予約をいただいておりますので、こちらのご予約もお早めにお願いします。
価格は25Kくらいと考えております。

また、画像にはありませんが、サハ75、85-100も製作しております。
もちろんTOMIXのスカ色に合わせますよ。

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今回は半分のスペースをジャンクコーナーにしまして、余剰パーツややる気のなくなった種車などを並べましたが、持って行った分のほとんどが売れてしまいまして、びっくりしました。
というか、びっくりするくらい安くしましたしね。

嫁に行って欲しかったキハ58-1500 盛岡&赤鬼は常連のお客様にお買い上げいただきました。
ありがとうございます。頑張って作りました力作です。
まさに一品モノですので、末永くかわいがってやってくださいませ。

で、肝心のキハ58盛岡色と復活修学旅行色はまた残ってしまいましたので、この後ホームページの在庫にでもUPします。
もちろん破格で。
なんせ店頭に飾られたり何度もイベントを渡り歩いたので、傷がほとんどないとはいえ、他の製品と同じにするわけにはいきませんので。

それでも売れなきゃIPAプールにドボンですわ。w

次回のイベント出店は秋の蒲田を予定しております。
またジャンク販売しちゃおうかな。まだまだNゲージはたくさん処分予定がありますよ。
というわけで連休返上の瀬戸川模型工房でした。

最後に多くのご来場、誠にありがとうございました!


トラムウェイさんの新作第二弾、キハ47・48-500(1500)が発売になりました。
さっそくレビューです。

キハ47-500、1500

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全体的なバランス、フォルムとも、前作のキハ40-500に引き続いて大変良好です。
各モールドの表現もいい感じです。
細かなパーツの表現なんかは前作と同様のパーツを使ってます。

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妻面の扉はヒワ色でぬってありますので、国鉄当時ですね。
ここのステップは別パーツではなくモールドとなってます。
また、前作のキハ40と同じく、屋根上と水タンクの手すりは割愛されてます。
僕はこの辺りに関しては、破損が多いので、なしでもいいです。(モールドだと目立ちすぎてしまう)

キハ48-500、1500

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いい感じではないでしょうか。
キハ47の側面と大幅に違い、急行型を彷彿させるスッキリとした側面です。
個人的には48のほうが好きですけど、何故か僕の作品群では売れ行きが悪かったんです。
全体的な人気で行くと、キハ47のほうが圧倒的な支持を得ているみたいです。
(実際このシリーズではキハ47は発売前完売だったそうです。すなわちもう店頭か問屋にしかありませんよ)

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ちょっと床下機器の箱がオーバースケールみたいですね。台車が当たります。
運転には支障はないでしょう。

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キハ48-1500の腹です。
ホビダスのサウンドユニットを搭載したいところですね。
ここにホビダスのサウンドを放り込むか、車内に入れて(座席を取っ払う)スピーカー口の分だけ底板に穴をあけて音を車外に出すか、ですね。
ホビダス・キハ40は床下機器を個別にせず、まるでKATOやTOMIXの動力カバーのように一体モノにしていまして、それでサウンドユニットが側面から見えないようにしてます。
そういう細工をするか、車内に入れるかですけど、車内だと音量が足りないか・・・な?

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非冷房のままのタラコですと、僕にはほとんど見た記憶がありません。
屋根上に冷房ユニットを搭載して現在仕様にするものいいかもしれません。(キハ48・しかもエンジンは替えず)
塗りかえるなら47はやはり新潟の赤と青、48なら新潟青、東北、五能、男鹿、盛岡辺りがなじみがあります。
ウミネコって手もありますけど、人気があったのかしら。

当工房も塗り替えを進めます。
大手ネットオークションでどんどん塗り替えをして販売してらっしゃる方もいまして、負けていられませんね。
でもまあ、僕はネットオークションには出品しません。
近日中には塗り替えの工賃をホームページの「工賃表」というところに加えておきます。
それよりも4/29の浅草・「鉄道模型市」に見本が間に合うのか心配になってきました。
ちょっと今週は体調不良が続いて、ほとんど進まなかったんで・・・

というわけで待ちに待ったキハ47、48も発売されたことだし、気候も安定してきそうだし、ちょっと頑張りますかね。

瀬戸川模型工房 でした。

今年に入って、Nゲージのご依頼が戻りまして、フリーランスも2,3収めさせていただきました。
で、今回は僕には珍しいELの特定化です。
EF64は僕にとってなじみのあるELでして、地元の近くの中央西線、20第の頃に住んだ南武線でも見かけました。
ご依頼は67号機だそうで、広島貨物色だそうです。

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とくに加工として難しいtころはありませんが、屋根上のドームの横のグリルをプラ板でふさぎました。
ポイントは色でしょう。
黄色の扉はモリタのデザートイエロー。
スカイブルーと薄グレーは一から作りました。
屋根上はねずみ一号です。
屋根上機器の塗り分けが好みの出るとことで、今回はこういったご指示のもとに塗りました。

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ご注文は上回りだけでしたので、撮影用にと、僕の下回り、パンタグラフだけをつけてみました。
ガラスまでは入ってませんので、ちょっと締まりませんね。

ナンバープレートはレボリューション・ファクトリーのものを塗り直し&磨きだしです。
インレタはかなりの種類を使いました。
JRFマークはオークションで落としたもの。
メーカーズプレートは種車がKATOなので、付属されてませんので、くろま屋さんのもの。
その他、エンドマークJR貨物銘板、換算数値、所属などもくろま屋さんです。
インレタ代だけでかなり費用がかかってしまいました。

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塗装は下のライン(0.8mm)、とラジエターの塗り分けぐらいでしょうか。
塗っていて面白かったです。
この67号機は愛知県にも居たそうで、ちょっと親近感がわきますね。

僕もカマは嫌いじゃないのですが、勉強をし直ししなくてはいけません。
それにかける時間が今はないですね。
でもこうやって特定機のデーターを僕なりにググっていきますと、だんだん興味がわくというものです。
僕もEF64は一両のみ0番台をもっております。
そのうちなんか変わった特定機にしたいものです。
手すりを交換したり、ジャンパー栓やエアホースを交換したりするとカッコよくはなるのですけど、どうも視力に不安が・・・
(今回もインレタの字が読めなくて、お客様に頼んでくろま屋さんに連絡し、何がどの列の何段目か図示してもらいました。とほほ)

さて、本日トラムウェイの第二弾キハ47、48-500が発売されました。
こりゃまた忙しくなりそうです。
見本が完成するのはまだ先ですが、ホームページには近日には塗り替え工賃が分かるようにしておきますね。


3/30、31にグリーンマックスストア大須店で行われた塗装実演には多くのお客様がいらっしゃってくださり、誠にありがとうございます。
以前秋葉原で行った時よりも、確実にお客様が増えておりまして、やりがいを感じております。
内容はスカーレットと銀の特性、という内容でしたが、だんだん脱線してしまい、最後には業界の裏話にまで及んでしまったことを少し反省しております。
でもお聞きになったお客様はなんか嬉しそうでしたが。

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同店にはレンタルの塗装ブースがありまして、換気扇の調子がイマイチでしたが、早急に対応をするとのことです。
缶スプレーを買って塗っているくらいなら、塗装ブースをレンタルしてエアブラシで塗ったほうがトータルすると安くて上手く塗れます。
使い方は店員に聞けば間違いありませんし、効率よくするためにはマスキングテープは貼っておいて、入店したらテープの押さえだけ確認してすぐに吹くべきでしょう。そして強制乾燥機に突っ込みます。
なかなか個人では塗装環境を整えることはできませんので、どんどんグリーンマックスストア大須店を利用しましょう!

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あと、同店で僕らのサークルの作品を展示してあります。
ジョイフルトレイン各種をフルスクラッチしてあるとか、雪まみれの日本海とかです。
僕の作品は瀬戸電と787系鬼の切り継ぎ”ありあけ”です。
どうぞ見てやってくださいね!

さて。
トラムウェイ・キハ40の塗り替えを受付するようになり、ご予約がボチボチ増えてまいりましたが、いかんせん種車がもうない!という事態になっております。
メーカーさんも問屋もゼロ。
ですので、種車はお客様でご用意願うということで対応しております。
ネットで割引しているお店もまだ在庫があるところもあるみたいです。
種車を購入したらこちらに送ってもらうわけですが、

かならずご自分で検品してから発送してください。

動力車は異音の有無、そしてボディについてはレンズがちゃんとした形状のものがハマっているいるか、です。
動力の異音はこちらでは直せませんが、レンズのエラーは当工房にご相談いただければ、対応できる場合もあります。
でも間違いないのは販売店やメーカーさんへのお問い合わせですけどね。

で、前日ブログで発表したスカートの加工についてです。

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右の五能線色のスカートが加工後のもので、見た目が左(製品のまま)よりまともに見えるでしょ?
でもこれが後で発覚したのですが、その後の配送での衝撃とかに耐えられそうにないみたいなのです。
というか破損する可能性が高い。
ですので、カッコいいのは山々なのですが、この加工は断念し、製品のままの出荷とさせていただきます
到着してお手元にわたって、ちょっとぶつけたら折れちゃった、はいただけないですもんね。

このスカートですが、今後もトラムウェイさんは左側の形状のままだそうです。
このことは重々承知されていることだそうで、それでも強度的不安を解消するため、この選択をされたそうです。
ということで当工房もそれにならい、五能線のこの車両だけがスカートを加工したままということにしました。
もちろん個人が楽しみのために加工することは問題ありませんので、どうぞやってください。
視覚的効果はありますので。

4/29、東京・浅草で行われる「鉄道模型市」には当工房も出店いたします。
その時には、このキハ40の現物見本を展示します。
それと、4/10発売のキハ47、キハ48の塗り替え完成品もお目見えの予定です。
見本を見てのご予約と、現物見本の販売も計画しております。
と言っても見本は一両しかありませんので、さっさと売れてしまうでしょうけど。
ですので塗り替えのご予約のほうが間違いありませんよ。

どうぞ鉄道模型市にもご期待ください。





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