以前Nゲージで、まだKATOしか製品が出ていなかったころ、香椎線に居た6両を取材して作ったことがあります。
個人的趣味としてはJR九州色のほうが好きなのですが、タネ車としてKATOのアクアライナーを購入しているうちに、全部作りたくなったのです。
その後香椎線を出されたころにはアクアライナー色の車両が増えて、鹿児島に移り、そして現在はもう塗り替えか廃車になったと聞いてます。
今回は九州好きのお客様にお応えして、アクアライナーを2両作ることにしました。
過去のNゲージでの製作記事はこちら。
http://tomox1414.livedoor.blog/archives/1515285.html
http://tomox1414.livedoor.blog/archives/1515288.html
さて、今回はHOですので模型工房たぶれっとさんのデカールが頼みの綱です。
そのデカールに含まれているナンバーから製作する車体を決めるわけですが、個人的にはあの直管クーラーが好きでして、つるつるの屋根は避けたいところ。
(これはかつて作ったNゲージの自作クーラーです)
というわけでキハ47-71とキハ47-9301を選びました。
71はデカールがなかったので、他の番号から数字を抜いて作りましょう。
二両とも、側面の小さなルーバーは不要です。給油口もタブレット保護板も要りません。
それらを埋めたり削ったりして側面を作ったら、肝心の屋根に入ります。
まずはクーラー室外機。
ホビーメイト・オカさんのWAU202クーラーを二つに割って整形します。
ダクトカバーを作ります。
エバーグリーンの2.5X3.2のプラ角材を台に両面テープで固定し、粗目のペーパーで斜面を作ります。
この辺はNゲージの時と同じです。参考の記事はこちら。
http://tomox1414.livedoor.blog/archives/1515266.html
分かりにくい画像ですが、角材の黒い部分は水平で、白いのが斜面です。角度は勘です。
底面にも斜度をつけます。屋根が斜めになってますから。
屋根のほぼ中央に冷気を分けるティーズ(分岐)がありますので、それもプラ棒とプラ板を重ねて自作。室内への配管も削り出しします。
ベンチレーター跡は適切な大きさに切り出したプラペーパーを接着。
このように各部材を切り出したら、セロテープで仮留めし、室内側からドリルでΦ1.0mmの穴を開け、プラ棒を釘代わりになるように接着します。
ボディにセメントでイモ着けしてもまず外れませんが、たとえ細いプラ棒でも強固に接着をフォローしてくれます。
この1.0mm丸棒は後で塗装の時にもクリップでつまめるので便利ですね。(映ってないけど)
で、ボディ塗って、デカール貼って完成です。
キハ47-71(M)
白はキャラクターホワイト。純白に少しだけ柔らかさがあります。
青はNゲージの時に使ったものを元に再調色しました。
ホイッスルカバーはもちろんスリットに交換。
キハ47-9301(T)
トイレなしです。このトイレなしのアクアライナーはもう一両ありましたが、直管クーラーが載ってないので本当のツルツルです。九州色にはよくありますけどね。
二両とも3位側の小窓に黄色く「行き先」表示があるのですが、デカールに含まれてなかったので今回は割愛しました。
この黄色、表面だけ塗ってあって、窓枠の内側は白のままなのです。やり難いですね。”行き先”というロゴも手に入らなかったのでオミットです。
苦心の作であるクーラーとダクトですけど、いかがですか?
雰囲気はバッチリ出ていると思います。
ダクトを固定するためのバンドも表現してます。
その方法は企業秘密。w
個人的にも思い入れがあるアクアライナーがHOゲージで再現できました。
このカラーと九州色の混合編成なんていいですよね。
というか九州色はご存知JR九州の企業カラーですので、九州全域にあり、アクアライナー色は九州では数少ない地域色です。そりゃ目立ちますね。
現在後一両分のデカールが手元に残ってますが、こうなるとキハ47はセットでないと作りにくい。
このアクアライナーは注文対応にさせていただきますので、どうぞお問い合わせくださいね。
というか今までガンガン作ってますキハ40系の塗り替え・改造はすべて対応させていただきます。
自宅に自粛しながら脳内で鉄道模型をお楽しみの方々、連休中はお問い合わせの対応がやや滞るかもしれませんが、どうぞお気軽にご利用ください。
お問合せはこちら。
瀬戸川模型工房
個人的趣味としてはJR九州色のほうが好きなのですが、タネ車としてKATOのアクアライナーを購入しているうちに、全部作りたくなったのです。
その後香椎線を出されたころにはアクアライナー色の車両が増えて、鹿児島に移り、そして現在はもう塗り替えか廃車になったと聞いてます。
今回は九州好きのお客様にお応えして、アクアライナーを2両作ることにしました。
過去のNゲージでの製作記事はこちら。
http://tomox1414.livedoor.blog/archives/1515285.html
http://tomox1414.livedoor.blog/archives/1515288.html
さて、今回はHOですので模型工房たぶれっとさんのデカールが頼みの綱です。
そのデカールに含まれているナンバーから製作する車体を決めるわけですが、個人的にはあの直管クーラーが好きでして、つるつるの屋根は避けたいところ。
(これはかつて作ったNゲージの自作クーラーです)
というわけでキハ47-71とキハ47-9301を選びました。
71はデカールがなかったので、他の番号から数字を抜いて作りましょう。
二両とも、側面の小さなルーバーは不要です。給油口もタブレット保護板も要りません。
それらを埋めたり削ったりして側面を作ったら、肝心の屋根に入ります。
まずはクーラー室外機。
ホビーメイト・オカさんのWAU202クーラーを二つに割って整形します。
ダクトカバーを作ります。
エバーグリーンの2.5X3.2のプラ角材を台に両面テープで固定し、粗目のペーパーで斜面を作ります。
この辺はNゲージの時と同じです。参考の記事はこちら。
http://tomox1414.livedoor.blog/archives/1515266.html
分かりにくい画像ですが、角材の黒い部分は水平で、白いのが斜面です。角度は勘です。
底面にも斜度をつけます。屋根が斜めになってますから。
屋根のほぼ中央に冷気を分けるティーズ(分岐)がありますので、それもプラ棒とプラ板を重ねて自作。室内への配管も削り出しします。
ベンチレーター跡は適切な大きさに切り出したプラペーパーを接着。
このように各部材を切り出したら、セロテープで仮留めし、室内側からドリルでΦ1.0mmの穴を開け、プラ棒を釘代わりになるように接着します。
ボディにセメントでイモ着けしてもまず外れませんが、たとえ細いプラ棒でも強固に接着をフォローしてくれます。
この1.0mm丸棒は後で塗装の時にもクリップでつまめるので便利ですね。(映ってないけど)
で、ボディ塗って、デカール貼って完成です。
キハ47-71(M)
白はキャラクターホワイト。純白に少しだけ柔らかさがあります。
青はNゲージの時に使ったものを元に再調色しました。
ホイッスルカバーはもちろんスリットに交換。
キハ47-9301(T)
トイレなしです。このトイレなしのアクアライナーはもう一両ありましたが、直管クーラーが載ってないので本当のツルツルです。九州色にはよくありますけどね。
二両とも3位側の小窓に黄色く「行き先」表示があるのですが、デカールに含まれてなかったので今回は割愛しました。
この黄色、表面だけ塗ってあって、窓枠の内側は白のままなのです。やり難いですね。”行き先”というロゴも手に入らなかったのでオミットです。
苦心の作であるクーラーとダクトですけど、いかがですか?
雰囲気はバッチリ出ていると思います。
ダクトを固定するためのバンドも表現してます。
その方法は企業秘密。w
個人的にも思い入れがあるアクアライナーがHOゲージで再現できました。
このカラーと九州色の混合編成なんていいですよね。
というか九州色はご存知JR九州の企業カラーですので、九州全域にあり、アクアライナー色は九州では数少ない地域色です。そりゃ目立ちますね。
現在後一両分のデカールが手元に残ってますが、こうなるとキハ47はセットでないと作りにくい。
このアクアライナーは注文対応にさせていただきますので、どうぞお問い合わせくださいね。
というか今までガンガン作ってますキハ40系の塗り替え・改造はすべて対応させていただきます。
自宅に自粛しながら脳内で鉄道模型をお楽しみの方々、連休中はお問い合わせの対応がやや滞るかもしれませんが、どうぞお気軽にご利用ください。
お問合せはこちら。
瀬戸川模型工房