特製デカールが来ました。
このロゴの中に白がありまして、そのせいでキン〇ーズでは製作不可と言われ、結局いつもお願いしているM工房さんのお力を借りたわけです。さてどうでしょう?
めちゃくちゃマッチしています。
とくにデカール生地が厚みのあるものなので、こういう木製キットの表面に馴染んでくれます。耐久性もありそうです。
集電ポールは納品ギリギリまで接着しません。いつもながら自重があるくせに不安定。
ボコボコとついているお椀のひっくり返しみたいなコブは一体何でしょう?
多分後年に改造されたときに付いたのだと思いますが、ひょっとして蛍光灯の冷却ファンか車内用の換気扇のためのスペースかなーと推測したり。
このパーツもかなりバリが多くて磨きまくったのですが、いざ屋根に仮置きしてみると曲面にドンピシャ。この時はホントに安堵しましたよー。
ここからパテ埋めだの修正だのもうしたくない!でしたから。
さて、完成写真を撮影しましたのでどうぞ。
全長40センチのGゲージ(レール幅45mm)です。
やはりデカい模型って説得力ありますわ。
ドアが開かれているのは片側のみなので、このリスボンが走る区間は全て複線なのでしょう。ドア上の表記も「ENTRADA」「SAIDA」と、たぶん”入口 出口”と固定されてます。
乗降用のステップも閉まったドアの方にはありません。
屋根はコブとか点検用板とかがシルバーの指定だったのですが、塗り分けるとカッコ悪そうだったので屋根の色に統一し、集電関係のみシルバーにしました。
台枠はシルバーでもダークステンレスシルバーに。重みがあります。
入口からチラっと覗く運転台。この辺がトイっぽくていいのです。
ちょっとカメラを下げてリアルな目線にしてみましょう。
電停でまっていると、こいつがノンビリやってくるのでしょう。
こんなアングルで乗り込むのでしょう。こいつでリスボン市内を見物したら最高でしょうね。
いつかホンモノに会いに行きたくなります。
はやくそんな世界に戻ってもらいたいものです。
てなわけで今回のリスボンは予想通りの6週間で完了。
さすがに4両目ともなると工作の難しい部分も予測できるし、キットのクセも知ってます。
もちろん作って見なきゃわからない部分も多いのですが、あんまり悩まなくなりました。
そしてこの完成したときの達成感。これはホントにおススメです。
きっちり作るのはプロですので当然なのですが、もし趣味でこのキットを作るのなら、色んな意味で”ゆるキャラ”なことに救われます。
自分のミスもメーカーのエラーも許し許される、そんな模型工作になることは間違いないでしょう。
読者のみなさんと同じ様に、ウチの仕事も肩の凝る様なきっちりとしたモノをいつも求めています。
そんな中で僕がこの木製キット工作をちょくちょく請けるのは、自分のリハビリのためであるのかもしれません。
手がかかる工作なのはHOやNよりも数倍大変で、むしろ体力も気力もかなり使うのですけど、最初から正解がないところがいいのです。
まるでジオラマ製作のように。
工作技術としては上級の腕前を必要とするキットですが、どうぞみなさんもよろしければ挑戦してみてください。
最後にご依頼のお客様、いつもありがとうございます。
次回がもしあるのでしたら、また喜んで引き受けさせていただきます。
「OcCre リスボンの製作」 終わり
お問い合わせはこちら!
瀬戸川模型工房
このロゴの中に白がありまして、そのせいでキン〇ーズでは製作不可と言われ、結局いつもお願いしているM工房さんのお力を借りたわけです。さてどうでしょう?
めちゃくちゃマッチしています。
とくにデカール生地が厚みのあるものなので、こういう木製キットの表面に馴染んでくれます。耐久性もありそうです。
集電ポールは納品ギリギリまで接着しません。いつもながら自重があるくせに不安定。
ボコボコとついているお椀のひっくり返しみたいなコブは一体何でしょう?
多分後年に改造されたときに付いたのだと思いますが、ひょっとして蛍光灯の冷却ファンか車内用の換気扇のためのスペースかなーと推測したり。
このパーツもかなりバリが多くて磨きまくったのですが、いざ屋根に仮置きしてみると曲面にドンピシャ。この時はホントに安堵しましたよー。
ここからパテ埋めだの修正だのもうしたくない!でしたから。
さて、完成写真を撮影しましたのでどうぞ。
全長40センチのGゲージ(レール幅45mm)です。
やはりデカい模型って説得力ありますわ。
ドアが開かれているのは片側のみなので、このリスボンが走る区間は全て複線なのでしょう。ドア上の表記も「ENTRADA」「SAIDA」と、たぶん”入口 出口”と固定されてます。
乗降用のステップも閉まったドアの方にはありません。
屋根はコブとか点検用板とかがシルバーの指定だったのですが、塗り分けるとカッコ悪そうだったので屋根の色に統一し、集電関係のみシルバーにしました。
台枠はシルバーでもダークステンレスシルバーに。重みがあります。
入口からチラっと覗く運転台。この辺がトイっぽくていいのです。
ちょっとカメラを下げてリアルな目線にしてみましょう。
電停でまっていると、こいつがノンビリやってくるのでしょう。
こんなアングルで乗り込むのでしょう。こいつでリスボン市内を見物したら最高でしょうね。
いつかホンモノに会いに行きたくなります。
はやくそんな世界に戻ってもらいたいものです。
てなわけで今回のリスボンは予想通りの6週間で完了。
さすがに4両目ともなると工作の難しい部分も予測できるし、キットのクセも知ってます。
もちろん作って見なきゃわからない部分も多いのですが、あんまり悩まなくなりました。
そしてこの完成したときの達成感。これはホントにおススメです。
きっちり作るのはプロですので当然なのですが、もし趣味でこのキットを作るのなら、色んな意味で”ゆるキャラ”なことに救われます。
自分のミスもメーカーのエラーも許し許される、そんな模型工作になることは間違いないでしょう。
読者のみなさんと同じ様に、ウチの仕事も肩の凝る様なきっちりとしたモノをいつも求めています。
そんな中で僕がこの木製キット工作をちょくちょく請けるのは、自分のリハビリのためであるのかもしれません。
手がかかる工作なのはHOやNよりも数倍大変で、むしろ体力も気力もかなり使うのですけど、最初から正解がないところがいいのです。
まるでジオラマ製作のように。
工作技術としては上級の腕前を必要とするキットですが、どうぞみなさんもよろしければ挑戦してみてください。
最後にご依頼のお客様、いつもありがとうございます。
次回がもしあるのでしたら、また喜んで引き受けさせていただきます。
「OcCre リスボンの製作」 終わり
お問い合わせはこちら!
瀬戸川模型工房