瀬戸川模型工房のブログ

東京・練馬で鉄道模型専門の模型工房をやってます。主に工作日記と乗り鉄・取材の日記を載せてます。お問い合わせはこちらです。https://tomox14.jimdo.com/

カテゴリ: キハ40系 広島・岡山色

この前の三月に広島に遠征したとき、途中の岡山駅で国鉄一般色風のキハ40を見ました。
こいつがみまさかノスタルジーかーと眺めたので、デビューしてもう1年くらい?経過してますが、3両作ってみました。
といっても種車はTOMIXのキハ40、47 岡山色でして、特に加工したところと言ったら47の前面のジャンパー栓凹みだけです。

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キハ47-47 (M)

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キハ47-1036 (T)

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キハ40-2134 (T)

マスキングの修正がゼロということでご機嫌な仕上がりです。
このみまさかノスタルジーの塗り分けですが、烏山線や東海に居た国鉄一般色と違う点がありまして、こいつは運転台横上部の朱色4号が窓を避けずに貫通しちゃっているんですね。わかります?
あと色合いはまだまだ新しいんでクリームも飛んでません。
運転台上のすべり止めは西日本仕様の”台形”塗装です。

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う、撮影用ジオラマ、手前の立木が被ってますね。今度切り倒しに行ってきます。
サラッと作ったんで、塗装も上手く載れてます。
西日本で唯一の国鉄一般色風キハ40・47ですけど、人気あるのかな。
バカ高い超豪華寝台列車もバンバン登場してますけど、あんなの一生縁がないだろう僕としてはこういうレベルの特別車両の方が身近に感じますね。

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久しぶりのホームページ販売用です。ま、売れなかったらそのうちヤフオクか秋葉原GM行きですね。
今日明日くらいにホームページにUPしまーす!

ホームページはこちら

瀬戸川模型工房でした。お次は新潟方面。

追記)) 誠にありがたいことに、完成しました5/16にホームページにて売約済みとなりました。
お買い上げのお客様、ありがとうございました!


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キハ40 2093

今まで作った岡山色よりも、ベースのアイボリーがグレーに振ってます。塗料を作り直しました。(カラになったので)
もっともしっくりくる色合いになったと自負してます。
この岡山のアイボリーは光線によってグレーに見えたりベージュに見えたりして大変厄介な色です。そしてデジカメそのもののカラーバランスや、それを観るディスプレイの性能によっても全く色合いが異なってくるので困りものですね。
とくにこの青のラインは藤色に写ったりスカイブルーであったりと、様々な解釈を生む色でもあります。
デジカメの不得意とする色なんでしょう。

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全面のバーコードはPCプリンターでクリアでカールに打ち出したものです。太さを0.5ミリにするのに苦労しました。青い「WEST JAPAN」はくろまやさんにリクエストしたら製品化してくれたものです。注文を出しても一年以上かかると言われていたのですけど、もともと色違いで製品があったので、色を青に揃えて販売してもらった次第です。
くろまやさん、いつも我儘聞いてくれてありがとうございます。

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キハ47 1022

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キハ47 18 ことぶき色

バーコードの上に白のJRマークとWEST JAPANです。
この特徴であるグレーですけど、昨年夏に津山で観察したときには、すこしブルーが入っていたので、僕はブルーグレーにしています。このデジカメ(i Phone5)だとより青っぽく写りますね。LEDライトであることも要因かしら。
僕個人として、このことぶき色は一番好きなカラーリングかも。
うーん、ことぶき色四連ってのもやりたくなりましたね。

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キハ47 1128 ことぶき色

こちらはノーマル?な感じですけど、やはりブルーグレーの太帯がボディーを引き締めてます。
雨樋が茶色であるのもいい感じですね。

これら岡山色を塗るときに、ダークグレー、アイボリー、青、茶、オデコのダークグレーと塗っていくのですが、下地をダークグレーにして、アイボリーの向こう側の奥まった色合いや深みを意識してます。
また、本来ならマスキングの面積の少ない青や茶から塗っていくのが定石ですけど、車体の裾や雨樋だけをマスキングするのは結構難しく、そしてラインが曲がりやすくなるというものです。
ここまでくるのに何度も失敗してますので、前回の岡山14両生産のときから、意識して順番を変えてます。

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今回は岡山色普通色のキハ47ー0が作れませんでした。
どうやら僕の住んでいる地域や関西ではKATOのキハ47-0(T)が欠品を始めてます。
問屋にも在庫が無いそうで、次回生産をまたなくてはならない雰囲気になってきました。
もっとも、TOMIXに今後移行していく僕には関係ないのかもしれませんけど、でもついついKATOの製品を買っちゃうんですよね。

このような塗替え工作の依頼を受けてます。
ご希望の方やご興味のある方は、このブログの僕のプロフィール欄にメールアドレスがありますので、ご一報くださいませ。
よろしくお願いします。



なんとなく広島色が塗りたくなったので(というかもうすぐTOMIXから更新車が発売されるというのに)、原型の広島色を四両作ってみました。

キハ40 2122

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床下をねずみ一号で塗りました。屋根はガイアのダークグレイ。こっちの方がノリがいいですね。
TNカプラーにもせず、手すりも交換してないお気軽工作です。
この広島色は雨樋も屋根と同じグレーであるところがミソ。TOMIXはちゃんと塗ってくれるのかしら。

キハ47 1507

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変わり種の1500番台です。台車はDT44風。(漫遊のキハ48についているヤツね)
この床下がグレーだったから、前述のキハ40もグレー床下にしたんかい!ってとこです。
ちなみにこの床下は製品のままですので、ねずみ一号よりちょっとだけ濃いです。
現在は3500番台になっちゃったのかしら?

キハ48 1004 (動力)

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暇を見つけてはゴソゴソと1000番台に改造してました。
トイレ窓埋め、小窓開口、屋根は切り継ぎしてつるんつるん状態にしてから、角形ベンチレーターを取り付けました。
妻板の延長はプラ板でやってつなぎ目消し。結構手間でしたけど、今まで散々KATOのキハ47で更新改造してきたので、あんまり悩まずにやれました。
動力はキハ47から取ってきましたので、座席の配置が違います。ま、いいや。

キハ48 5

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こいつは塗替えだけです。床下がグレーってのは、この広島色にはよく似合うみたいですね。
こうなると急行「つやま」の復活です。

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快速「ことぶき」と対して変わらんのに急行料金をとったと言われて、あんまりよく言われなかった最後の昼行急行です。津山線にこの色が走ったのはカッコよかったでしょう。
1004に動力が仕込んであるので運転できます。

となると、更新後の岡山塗装車とも組み合わせしたくなりますね。

キハ48 5 (6)

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以前岡山色を大量に製作したときに作っておいたものです。
48-5と6の二台を作ってあります。でもやはり1000番台が欲しくて今回の1004を作ったのですけど、根性が続かなくて更新車にしませんでした。

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ピクトリアル誌の2008年8月号のカラー写真にあった編成を真似てみました。
これもまた良し、ですね。
しかし今日はピーカンな天気だったので、いつにも増して岡山色が白っぽく撮れてます。
これら5両はヤフオク出品の予定ですので、岡山だけでも撮り直ししなきゃいけませんね。
んー、その前に岡山の床下も塗替えか?
ま、それは気が向いたらってことで。








昨年末から作っていたキハ40系岡山色(注文品)がやっと出来ました。
自分のモノを併せて15両!ほんと、大変でした。

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まずは更新47の0番台。種車はカトーでTNカプラー化してます。
更新窓・クーラーはキッチンのパーツです。
相変わらず窓を潰したり屋根をつんつるてんにするのが大変。

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側面や前面貫通ドアにつくボーダーはインクジェットプリンターで自家製デカールとしました。
0.5ミリ幅で印刷しなくてはならず、自宅のプリンターではダメでしたので、職場のを使いました。(内緒)
JRマークのとなりの「WEST JAPAN」はくろまや製です。

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原型ことぶき色です。側面のグレーはダークグレーに青15号を混ぜて、青っぽくしてます。
ちなみに本体アイボリーは調色で二度と作れないでしょう。グランプリホワイトにぶどう2号、黄土色、ネズミ一号などを混ぜてますが、先にダークグレーを塗ってからこのアイボリーを吹いて”くすんだ”感じにしてます。
青色のラインも茶色も調色です。特に青はすぐにイメージが変わってしまうので難しい色ですね。
デジカメ撮影の青と実際見たときの印象がこうも違う色はない、といってもいいでしょう。

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このことぶきの側面ボーダーが超難関ですね。




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変わり種の”ボーダーなし”キハ40ー2049。

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キハ48更新は1000番台をカトーが発売していないため、トミックスを種車にしました。
僕もこの作品の発注者さんも同じ感想なのですけど、「顔はやっぱりカトーでしょう!」
でもテールランプとタイフォンカバーの取り外しが利くトミックスも、改造には利点があります。
五月に更新広島が出るそうですので、そちらも今後利用していきたいのですけど、ちょっとお値段が張るのがねぇ。


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前面をTNカプラー化して、ジャンパー栓取り付け予定凹み(正式名知らない)を表現すると、さすがにかっこよくなると自負してます。

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てなわけで岡山色大量完成!
ちょっと当分岡山色は見たくないかも。w

そのうち僕用に作ったカトー種車のキハ48ー5,6をヤフオクに出す予定です。”あの”急行「つやま」として。
しかし相方の48ー1000が・・・・
ついでだからカトーから作ろうかな。(と、自分で目の前に地雷を置いてみる)

次回は姫新線色でーす。
あ、注文も受け付けてますんで、なんか興味のある人はコメントくださいね。





2012年8/21から出品しているキハ40系岡山色です。
ヤフオクでの画像がかなり青くなっていたので、晴天の屋外で撮り直ししました。
これでもまだボディーのアイボリーが白っぽく写ってますが、実物はもう少しくすんで茶色に振れています。
このボディーの調色はグランプリホワイトをベースにぶどう2号とダークグレーを数滴づつ混ぜて行いました。
そして青のラインですけど、デジカメ特有の発色となっており、模型そのものはここまで蛍光のような鮮やかさはありません。
TOMIXの青のインレタの色そのものに合わせてあります。
(むしろ実物の岡山色の青ラインはこの画像のような蛍光がかったパープルにちかいスカイブルーですよね。大変困った色をしてます。)

キハ48-6 これが一番模型に近い発色です。

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キハ40-2029  青のラインがギラギラし始めてますね。

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キハ47 ことぶき色  ボディーの濃グレーはここまで青っぽくないです。これもデジカメの癖でしょうか。

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ことぶき2両編成  これもまた濃グレーが青すぎて写ってます。

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もういっちょことぶき  うーん、青いなあ・・・

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ノーマル岡山色2両編成  今度はボディーが白っぽい!

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たくさん撮影した中で実物に近いものを載せてみました。
たぶん屋外で走らせることはないでしょうから、蛍光灯のしたで見る限りでの色の再現を心がけてますが、ヤフオクでの写真はLRDライトの下で撮影したので白がかなり不健康に出てました。
実車も模型もこの岡山色はホントに難しいですね。
ちなみにこれは10日前に撮影してきた実物です。
撮影条件としてはカメラ&レンズともに同じです。

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どうぞご参考にしてくださいませ。


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