瀬戸川模型工房のブログ

東京・練馬で鉄道模型専門の模型工房をやってます。主に工作日記と乗り鉄・取材の日記を載せてます。お問い合わせはこちらです。https://tomox14.jimdo.com/

カテゴリ: 気動車 高岡色

まずお客様にお詫びしたいことがございます。
当工房のホームページに記載されてます電話番号がしばらくの間通話できない状態になっておりました。
IPフォンなのですが、それをスマホで発着信できるようにしていたのですが、着信のみ不能状態になっていたことにしばらく気づかず、お客様に大変ご迷惑をおかけしました。
現在は着信可能となっております。
まことに申し訳ございませんでした。

ちなみに営業時間と定休日も設定しましたので、よろしくお願いいたします。
営業時間 AM10:00~PM19:00
定休日 月曜日
夏休み・盆休みなどの長期休日はその都度ホームページにて掲載いたします。
よろしくお願いします。

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と、この前のサークルでの運転会画像をインサートして、お口直し・・・になったかしら。
僕のDLは汚れてます。買ってすぐに汚しちまいます。

まあ、それはいいとして。

今更ですか?って感じになってしまった高岡色ですが、お客様の熱いご希望で”なるべくリアルな色”の高岡色を作りました。

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キハ40-2027 、キハ47-1064です。
上回りのみの加工と塗装です。
お客様による分解・組立で一両に付き500円割り引きとなってます。ですので上回りだけです。
加工としてはジャンパー栓、放送用ケーブルの追加です。ジャンパー栓は最近おなじみになったASSYパーツです。(あのパーツ、もうちょっと取り付けのための差し込み部分が長いとうれしいんですけどね)
放送用ケーブルはヤフオクで出品されている他のモデラーさんたちも加工してますね。みなさん素晴らしい出来ですね。感心しているバヤイではないですが。
後はインレタとしてはジオマトリックスのドアボタンをお客様に支給していただきました。
これくらいの表現がいいと思うのです。
他社のドアボタンパーツはエッチングのものばかりなのですけど、これ、案外接着するときに接着剤がはみ出したり、塗装後の接着は塗装を汚したりするのです。
そしてボディに穴をあけて接着しないと簡単に剥がれて紛失しちゃうんですね。そんなんだったらない方がマシです。
で、このジオマトリックスさんのインレタはNゲージにはバッチリの表現だと思うのです。
が。
最近では店頭から消えてしまい、ネットでも入手困難となっております。とほほ。
どなたかまだ売っている店をご存じであれば教えて下さい。よろしくです。

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一番こだわったのはこのワインカラーです。
僕が高岡で取材したときに感じたのは「こいつらすでにワインカラーじゃなくて赤いドブロクやんけ」です。
TOMIXの塗装色は全検後のピッカピカってかんじですけど、それでもまだ色が深いですね。
まあメーカーさんは赤いドブロク色には塗れないでしょうし、現物は日に焼けちゃってすでに茶色から調色したほうが早いだろって感じになってます。
この調色には大変苦労をしてまして、この手のマルーン系は下地にも影響されやすいです。
白帯は焼けたイメージのグランプリ・ホワイトにしました。

どうやら先日の検査で、唯一残っていた高岡色もタラコになったそうで、このカラーは消滅しちゃったみたいですね。
僕が2年前に行ったときはまだこの高岡色も残っていたのですけど、その時は台風の影響で高岡と富山で足止め食らったのですが、そのデータも先日のHDDぶっ飛び事件で消滅してしまいました。とほほその2。

そして調色したこの赤ドブロクの塗料も残り2両分くらいですね。
まあよっぽどこの高岡色に思い入れのある方でないとご注文は来ないと思いますけど、作っていて懐かしい気持ちになりました。
キハ40系はどんどんと淘汰されてます。
葬式列車になる前に、僕ももう一度各地を取材しなおしたいですね。

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先日取材したキハ40系高岡色をまた作りました。
今まで二回作っていて、二回ともこの白い帯をトレジャーのデカールで行っていましたが、今回は全塗装しました。
このデカール、とても出来はいいのですけど、薄くて裂けやすいのと、貼ったあとに下のワインレッドが透けてしまって、すっきりとした白さが表現出来ないのです。(コレは加古川デカールも同じ)
それには今までやや不満でした。
塗装で表現するには、この高岡のラインは見てもお分かりの通り、細い白のラインが並行してます。
これを塗装でするとマスキングでのミスが多くなりそうで、回避していました。
しかしこのラインの幅が実測で60mmということが分かり、すなわちNゲージだと0.4mmのマスキングライン。
この太さのマスキングなら塗装で十分にまっすぐと平行に表現できると思ったのです。

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ボディを洗浄し、クレオスのEX白をまず吹いて、そのあとにキャラクターホワイトを帯部分に吹きます。
マスキングラインは細いのが前述の0.4mm。そして目測で0.4mm空けてから1.2mmのテープを貼ります。
貼りの基準がサボ受けの上端に細帯の上端が来るように貼ります。
テープを貼る順番とかがありますけど、僕は少し工夫して1.2mmから貼り、それをガイドラインとしてその上に細帯を目測で平行になるように貼りました。この順番の方が綺麗に平行が出やすいのです。
そして今までエーデル北近畿などでも同じ塗装をしたのですけど、平行を出すのには目測が一番狂いがなかったので、今回もそうしてます。
ライン前の斜めの切り出しは画面の上にあるのような治具を作り、それをボディに当てながらよく切れるアートナイフで切ります。
当然ですけど、ボディを切りすぎないように。
角度は60度です。
こういった治具はたくさん作って持ってます。
五能線や加古川、盛岡の前面のカットもそれで行います。
簡単に作れて、カットの角度に狂いが出にくいのです。

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画面は少々青みがキツくでてますけど、ワインレッドは今までのものよりそうとう”使い古いした感じ”の色に抑えました。
むしろ茶色に近く、まさに”現行”といった感じです。焼けた感じです。
ラインの平行感も上手く行ったと思います。

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キハ47は取材時にあえなかったので、車番は調べたものにしましたが、キハ40は取材したときの車にしました。
種車はタラコ色です。
ですからカプラーも台車もグレーでオッケーです。なんか気分的に下回りを汚したくなりますけど。
屋根の色も従来のダークグレイをやめて、新しく色を明るくして作り直ししました。
TOMIX製品のグレーにかなり近いです。

スッキリとした仕上がりで満足です。
この三両も近いうちにヤフオク出品します。
ジャンパー栓と放送用ケーブルの表現は今回からオプションにしようと思ってます。
特徴的で顔がグッと引き締まるのですけど、不要と言う声もあるみたいですので。
一面に付き500円くらいに設定しようかと思います。
出品は11月の中旬くらいからを予定しております。
かなり作り溜めしております。そのときはよろしくお願いします。

高岡シリーズ最終となる旧高岡色第一期(厳密には第一第二期)の10両が出来上がりました。
白地に青や黄色のシリーズよりも塗り分けとかが容易なハズだったのですけど、案外時間がかかってしまいました。
ほんのちょっとのことでつまづくと、すぐに工作がストップしてしまうのが僕の難点です。反省。

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キハ45ー73

ホイッスルカバーに円錐形のカバーがさらについているタイプです。
貫通扉のHゴムのみがグレーという史実に基づいてます。

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白を塗ってから調色したピンク、そしてスカイブルーです。
本体のブルーは日に焼けた感じではなく、塗りたてのピカピカのころの車体をイメージしました。
ラインの位置などはネットにある画像などを参照しました。

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キハ28-2411&キハ58-443

キハ28の方は給油口を塞いであります。58の方はタイフォンの形をパーツにて再現。
これもまたHゴムの色分けをそれぞれ変えてあります。

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キハ30-27

キハ30にもこの色の車があったのですね。ボディの表面が凸凹しているので、マスキングがしにくいのと、前面のデカールがやや難しかったです。
これはM車をTNカプラー化しておりまして、構造上この工作はM車では難しいものがありましたが、なんとか交換しました。

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キハ47-1013 & キハ40-2135

カトーベースです。いつものTN化と高輝度LED。
いつも作っているキハ40系ですけど、このカラーもなかなかいいではないですか。
ちょっと欲しくなりましたね。(これらはご注文分ですので、僕のコレクションではありません)

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キハ40-2136 & キハ45-18

これは白ラインのなかった第一期です。
前面はお客様特製デカールを使用せずにマスキングでの塗り分けです。
側面にも白いラインはありません。

これらは車種に関係なく、ほとんど同じ位置に同じ幅で斜めラインが形成されているらしく、
各種図面を描いて画像から確認したので、それがわかりました。
角度は45度です。

こんな鮮やかなスカイブルーの車両は初めてでしたが、こんな色の車がコレクションの中にあってもいいなぁと感じました。
いい体験をさせて頂いて、お客様には感謝です。

さて、お次は・・・・うう、キハ41。
作っている途中でとんでもないエラーを発見してから、工作オールストップ中。
ぼちぼち仕上げないと・・・・・




7月あたりから作り続けていた旧高岡色の気動車が一部を除き完成しました。
まだ完成していないキサハ2両を含めて、合計24両。
モー当分このカラーリングは見たくない!ってぐらいやりました。
ではお客様のお手元に渡る前に恒例の写真撮影。
今回は天気がいいので屋外撮影です。

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高岡第二期前半色 キハ58-1016、キハ28-2412
28の給油口が埋めてあります。前面のバーコードと白ラインの上の極細黒ラインなどはお客様の特製デカールにて。

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高岡第二期後半色(バーコードと薄グレーがない簡易バージョン) キハ53 1003
ボディ改造はお客さまによるものです。

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更新改造キハ47-25,1029
KATOからの改造です。スカートのイエロー塗装が難しいのです。

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同じく更新キハ40ー2135。 なかなか似合いますね、このカラーリングも。
ありゃ、窓パーツの銀メッキを落すの忘れてるわ。やり直しー。

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今度は未更新の キハ40-2136

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同じく未更新 キハ47-1011
僕の作るキハ40系KATO改造は皆高輝度LEDに換装してます。

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キハ28-2350、2351、キハ58-468、795
28-2351は初期車のため助手席側のテールランプは初期のものに交換してあります。

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こうやって一同に会するとなかなか壮観です。
マスキングはそんなに問題はないのですけど、デカール(特に黒の縦ライン)が意外と面倒でした。
苦労したけど、お客さんが手に取って喜んでもらえたら何よりです。
東北の復活タラコと男鹿線、五能線もあと少しで完成。
たぶん、次回は高岡第一期色になると思われます。
スカイブルーにピンクの斜めラインのヤツです。

でもそれまでにお休みを少しいただきました。
別のお客さんからのTOMIX更新塗替えもしなければいけません。豊岡色(播但色)のキハ40です。
同時に僕も出品用に塗ります。
得意な色なんで安心ですけど、広島色の塗装痕をいかに消すかがポイントになるでしょう。
みんなちゃんと消せているのかしら?

キハ41の製作の前から取り掛かっていた旧高岡色の気動車群が完成しました。
旧高岡色といっても世代があるみたいで、これは第二世代前期に当たるものでしょうか。
派手なカラーリングに前面の青いボーダー。ドアの引き込み部分に黒い縦ライン。
しかもアイボリーとライトグレーの塗り分けもありまして、結構時間がかかってしまいました。
依頼主さんからの特製デカールでボーダーと黒ラインを表現してなかったら、一体いつ完成したことでしょう。(汗)

キハ30-27

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キハ30系に触ったことがなかった僕としては、カトーの新しいライト方式とかに感動しちゃいました。
彫りの深い造形です。縦の黒ラインが引き締めてます。

キハ23-519、キハ45-74

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これも僕が手にしたのは初めての形式。分解してみて分かるトミックスの導光技術。
キハ45のタイフォンカバーには雪よけ?が付けてあります。
スカートを塗るのがねぇ。とくにはがれ易い部分ですから、取り扱いに気をつけないとヤバイかも。

キハ28-2158、キハ58-792

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トミックスの塗替えです。これも28のタイフォンカバーには雪よけがついてます。

キハ52-139

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トミックスの52もこれが初めて手にしました。カトーよりいいですね。なんとなく。

キハ40-2137、キハ47-1013 (KATO改)

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これは毎度のTN化がしてあります。
LEDはもちろん高輝度LEDです。若干光りすぎてます。
正面の青いラインがデカールなので、テールランプとの取り合いが絡み、ちとその辺が難しいところですね。


塗替えしたときは、「なんか派手派手だなぁ」とか思い、ちっとも終らないデカール貼りの最中も、僕的には全然ピンとこなかったのですけど、加工が終って組み立てしたらなんかスゲーかっこいいかも。
黄色と青の調色には時間をかけ、依頼主さんに見本を送ったりして確認したのですが、その甲斐あって黄色はバッチリだと思います。
今後まだこの色はキサハなどの作業があり、この色の後期色(ボーダー、黒ライン、ライトグレーなし)も受注しております。デカール貼りが無くなるだけ楽かも。

八月は待望のトミックスキハ40系広島更新車が出ますし、キハ41もやらなきゃいけないけど、明日から房総に乗り鉄で暴走してきまーす。
帰ったらちゃんと工作しまーす。

注文品の高岡色(第四代目?)のキハ40系が完成しました。
梅雨入りでクリアが吹けずにイライラしてました。

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KATOベースでカプラーをTN化してあります。
豊岡色のワインレッドよりも少しだけ茶を混ぜた調色です。
一番肝心のラインはトレジャータウンのデカールを使用しました。
僕はデカール貼りが大の苦手なのですけど、このラインをマスキングに寄る塗装で何度も挑戦したのですけど、全然納得がいかなかったので、デカールにした次第です。

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更新のキハ40は窓枠をキッチンのパーツで表現してます。タイフォンカバーも小型のシャッターに交換。
屋根はベンチレーター撤去の上穴埋めしてます。水タンクはキッチンのパーツに交換してます。
もちろんボディーのサイドにあるルーバーは埋めてますし、タブレット保護板のモールドも削ってます。
でももうこの更新化の工作も、もうすぐTOMIXから更新タイプの広島色が発売されるので、激減することでしょう。

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この高岡色を完成させたことで、僕は現行のJR西日本キハ40系の汎用塗装を塗り終えたことになります。
(タラコとみすゞ潮騒とかは別ね)
これは前述のTOMIXの更新車発売に合わせた工作です。見本を作っていたのです。
塗料もたっぷり用意しました。
そう、更新キハ40系が出たら、バンバン作るつもりなのです。
僕の予想では、広島色の売れ行きがよければ、次はタラコが発売されるでしょう。
そして岡山色まで行くかどうか・・・・
まず豊岡色と高岡色は出ないでしょう。ってか西日本商○の限定品販売が予想されますね。
でも可能性はかなり低いでしょう。なんせどんどんタラコ化されているのですから。
まずはばタン、みすゞ潮騒、鬼太郎なんかは出ないでしょうね。
でもとても楽しみです。

というわけで西日本の各塗装に実績もできたところで、皆さんからのご依頼をお待ちしております。
どうぞご興味のある方は、このブログのプロフィール欄にあります、僕のメールアドレスにご連絡くださいませ。






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