瀬戸川模型工房のブログ

東京・練馬で鉄道模型専門の模型工房をやってます。主に工作日記と乗り鉄・取材の日記を載せてます。お問い合わせはこちらです。https://tomox14.jimdo.com/

カテゴリ: 24系日本海

KATOのアンテナが届きまして、オハネフ3両に取り付けたら一応完成です。

カニ24-112

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カヤ27の上回りとカニ24ー500の下回り、ガラスパーツ、タヴァサの乗務員ドアで作りました。
苦労話は前に書きました。室内灯も入れてあります。KATOカプラーに変更。
これで”さよなら出雲”から抜かなくてもOK?w
屋根上はキツめのウェザリングです。

オハネフ24-15、25-202、25-129

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偶然にも三種の顔を揃えることになりました。車掌室窓は埋めてから小窓化。
屋根上のウェザリングはELの次に来ることが多いため、カニ同様鉄サビも飛ばしてます。
24-15は縦ドイも取り付け。金帯、白帯の違いやナンバーの色の違いも再現です。

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オロネ24-4

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この編成の中で一番手を加えなかった一両です。
カーテンは薄グレー(画像ではそうは見えない)で、ガチョウハウスの行き先表示パーツを使用。
全車床下も薄らとウェザリングしてありますけど、わかります?

オハネなど

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カーテンを緑から薄い水色にして正解です。
実車も窓ガラスが完全な透明ではなく色がついているみたいだし、緑のカーテンも外から見ると青っぽく見えるので、この方が実感的です。

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後で慌てて拡張した窓もこの通り。

ちょっとこのカメラは青っぽく撮影されてしまいますので、フォトショップで調整してあります。
さて並べましょ。

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おーおー、カニが真っ黒だこと。w
とりあえず色差しを少ししたEF81の敦賀をおともにしてみました。
早く走らせたいですね。室内灯もフル装備なんで夜間運転会もやらないと。
今後は暇を見つけてトイレタンクパーツ(KATO)を加工してつけたりしたいですね。
トワ色のEF81も塗替えしたいです。イエローの発色が気に入らないので。

てなわけで完成です。
全然タイムリーを外した作品でしたが、とても楽しめました。
お次はまたまた気動車。小浜色12両はもうすぐ完成です。










さて、金帯車も塗れ、しかもマスキングに染み込みやはみ出しなどがない上々の仕上がりでご満悦。
一気に車番をインレタしてしまいましょう。
これも各車がどこに番号があるのかを一つずつ調べながら転写していきます。
そのとき、頭の中でガーン!と大きな音がしましたよ。
オハネ25ー213の金帯車もまたドア横は半窓ではなく大窓だったのです。

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この時に気づけば良かった・・・・・あ、赤丸のことです。
もう色塗って仕上がってるのにー!つくづくなんで引き戸車なんて種車にしたんだろ!
こうなったら開けるしかありませんね。

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もう番号表示のステッカーまで貼ってクリア掛けしてあるっつーのに!
正確にケガキして、Rの合うドリルでコーナーを出します。
手回しのビンバイスを使いますのでゆっくり回転させていくとドリルの刃がポイントから流れて行きますので、必ず小さい穴で下穴を開けてから行います。ここで、できることなら、この隅にヤスリがけをして広げることを避け、このドリル穴で仕上げてしまうつもりで、慎重に位置出しをすることがポイント。
後で丸ヤスリで広げればいいや、ってのは、綺麗な開口からどんどんと遠くなります。

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これは開口を仕上げる前の状態ですね。開口に微妙なイトメンを取って仕上げです。
それにはアートナイフの刃でスーっとカンナ掛けして行います。
(イトメン・・・・角を取り去り極少のRで切り口を和らげることです。石材加工の用語。面取りよりもRが小さい)
ま、ガラスをハメればわかんないでしょ。まったくひやひやしましたよ。

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本格的に屋根を汚す前にクーラーに墨入れです。
気楽にベタベタ塗っていきます。
この液、というか薄い塗料ですけど、よくかき混ぜないと沈殿しまくってますね。

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墨入れ終了。
塗装で一番最初に行ったムラムラ屋根はこんな感じですけど、ダークグレイとねずみ一号では色の差が足りませんでした。もっと”汚れてるー”を表現したかったので、上からまた汚します。

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肝心の青は、というと目標のKATO製品(下)とほぼ同じ色で出ました。
トップコートのクリアがKATOの方が艶があり、その分だけが青の濃さと深みで出てます。
でもま、これでいいでしょう。
しかし上の僕の作った方のロールブラインドの緑はあまりにも玩具っぽすぎる。
下のKATOは友人のもので、N小屋さんのものが使われてます。とてもいい感じですね。
というわけでブラインドは全部やり直すことにしました。
しかしKATOのボディマウントカプラー、いいなあ。トイレ下の配管とかタンクとかのシルエットもいいなぁ。
嗚呼、KATOを種車にすればよかったか・・・・

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ブラインドを全部の窓の半分はおろした状態になりそうなので、あえて中身はデコレーションしないつもりです。
ですが、僕らのサークルの運転会の一番の売りは夜間に運転すること。
寝台特急なんだから車内灯は入れないと。
画像はネットで有名になった「夕庵式室内灯」を作って組み込んだ絵です。
この夕庵式を考案された人には心からの敬意と感謝を致してます。
なんせ一両分を200円弱でできてしまいますからね。素晴らしい!
僕の持つ夜行列車にはほとんどこの室内灯が入ってます。
メーカーの白色LED室内灯とかもよいのですけど、僕はあんなに光らなくてもいいかなーって思ってます。

さて、次回がこのダメダメ日本海シリーズも最後かなー。


つづくー






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さて、いよいよ肝心の青20号です。
前回「津山ブルトレ色」のときに購入したファルべの青20号は、そのままですとTOMIXのブルトレ製品の青に近い「群青色」です。GMの青は確認してません。もっているけど。
好きなのはKATOの青です。TOMIXが夜のブルトレならKATOは昼行。
冒頭の写真は白い雪が反射してますからそうとう明るいのですけど、僕のイメージも群青色よりインディーブルーなのです。
というわけでクレオスのインディーブルーから作り始めまして、先述の通り、迷いに迷いまくりました。

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一番下がTOMIXの旧製品で、上二つがテストピースです。
光の加減もありますが、何回テストで吹いたことでしょう。この画像では二番目の左側が結構いい線に思えてしまうのですけど、一両まるごと塗ると、ブルトレの印象ではなく、安っぽい青になってしまいます。
そこにファルべの青20号を入れたり黒を入れたり、行き過ぎて暗くなったので白を混ぜたら青15号のように色にキレがなくなったりの大迷走。
結局スペアボトル3本目にたどり着いたとき、もう二度と調色出来ない色になってましたが、やっと納得できるものになりました。
色の濃淡を黒と白だけに頼るのはダメです。明度が変化するだけで、入れれば入れる程、彩度が失われます。
インディーブルーとファルべの青20号を1:1に混ぜ、黒と白を微量に入れながら明度を合わせ、決めてはマゼンダの配合です。
青に原色のマゼンダ(赤)を入れることにより、紫に振りながら鮮やかさを出していくのが、結果として納得の配合となりました。
(紫に振りすぎたら、緑をいれて赤っぽさを対消滅させ、黒くなった分を微量の白で調整するうんぬんかんぬん・・・)

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これが塗上がりです。
一番したのJRマーク付きがTOMIXの北斗星。 
蛍光灯の下や日の下で確認しまして、OKを出した色です。
もうちょっとだけインディーブルーに近くても良かったか?と思いましたが、この辺が限界ということで。
マスキングラインは下から0.4 0.6 そして金帯車の上のラインは0.3mmにしました。
この細いマスキングテープを切り出して貼るのに、5両で3時間もかかりましたわ。
各車ラインを止める位置を気にしながら行いました。

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青が乾くまでに内装をしましょう。
中古パーツで銀河のハシゴが手に入ったので、それをシルバーに着色し、ガラスパーツに貼ります。
100均で買ってきたカラー画用紙のセットからロールブラインドの色を選びます。
ネットの作例や画像ではいろんな色がチョイスされてまして、迷いました。
僕は乗った日本海がグリーン(淡緑6号?)だったので、それに近いグリーンを選びました。

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ブラインドの開閉状態を再現するために、各車の窓間隔を割り出し、ランダムに切って凸凹を出します。
せっかくのハシゴがほとんど見えなくなっても、ここは奢ってしまいましょう。
設定は就寝直前。寝てる人は閉めている時間帯。

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ハシゴパーツを両面テープで先に貼り、垂直をキチンと出しておいてから、ブラインドの紙を挟み込みます。
廊下側は木工用ボンドで紙を糊付け。
ちょっと緑が鮮やかです。(画像はいい感じですけど)
青20号を5回ぐらいに分けて塗ったので、乾かす時間にこれらの工作を進めれます。

と、ここでハマり地雷が炸裂してしまいました。


つづくー

さて、各車両の加工も終わり、うんざりするほどペーパーかけが待っております。
同じ形式の車両を工作するとき、編成で作ろうとすると、どうしても作業工程が進むのに時間がかかります。
今回はカニを含めて9両ありますから、それら全部の車両にペーパーかけを完了しないと塗装に行けません。
このへんで工作が嫌になってしまう傾向が僕にはあるみたい。
ですからいろんな車種を同時に作っていった方が、ローテーションが上手く回って工作を止めることがなくなります。
この日本海をやっている最中に、出品用のキハ40系が10種19両完成したこともその証拠です。

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ペーパーがけが終わって塗装前です。
今回はなるべくサーフェイサーをかけずに行いたいと、ペーパーかけに時間をかけました。
彫り込みのモールドが浅いので、下手すると全部消えてしまいそうだからです。(ま、消えた箇所も多いですけど)
特に扉を加工した4両ですけど、結構面倒ですね。扉も削り、開口もきっちり合うように何度も確認しながら行いました。
今回のオハネは24と25が混在し、25も0番台と100番台が二両もあります。
そして塗る直前になって、種車(○印のオハネ25-210)が引き戸改造されていたため、製品では半窓になっていたことに気づき、慌てて開口したのです。画像はその後。
なんでわざわざ北斗星仕様から改造したんだろ。でもそれしかなかったもんなー。
手持ちにあるのを適当に使うって、やめた方がよかったかなぁ・・・・

しかし、まだそれ以外にも地雷があったことに、この時点では気づいていませんでした。


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オハネフ24-15の縦ドイは I さんからのプレゼントでスッキリOK。
こういうパーツの接着にはハケタイプの瞬間接着剤を使いました。
そして固着したらなるべく早いタイミングで塗料でコーティングしたいですね。
その点マッハのメタルプライマーはカバーとしても強い膜を張るみたいです。

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各部のチェックも兼ねて、何故か屋根から塗りました。
最初にダークグレイを全体に塗って小キズをチェックし、その平滑化を光学パテで終えると、次にねずみ一号を屋根の端の部分からさらっとまぶす様に吹き付けて行きます。
屋根の中央部やクーラーの隅にダークグレイを残すように、ワザとムラを残すようにします。
すなわちウェザリングをボディー塗装の前にある程度してしまう、という初めての試みです。
なんかAFVみたい。なわけない。
クーラーに自然なスミ入れが残るような感じですね。
ただ、この二色って、そこまで色の濃淡に差がないので、モヤっとしているだけになるかも。
ま、そのときは後で汚せばいいや。

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普通は青を塗ってからマスキングして屋根、なんですけどね。逆です。
白帯車に白を塗ります。全体的に吹かず下半身だけ。青なら隠すでしょう。
この白帯も、扉まで折り返して帯があったり、扉の横の小壁まであったり、なかったり。
この辺はネットでよく調べて番号別にチェックを重ねました。

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金帯車5両にクレオスの金を吹きます。
あんまりピカピカにしたくなかったので、ダークグレイがある程度透けるような薄さで金を載せます。
○印のように、ワザとムラにしてます。日本海ですから。(なんじゃそりゃ)
金は丸一日乾燥させたあと、つや消しクリアで保護してからのマスキングです。
最初はシルバーに黄土色などを混ぜて作ろうとおもったのですけど、金のみで勝負です。

二重丸。まだこの時点でもハマりに気づいていません。

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全車の床下を汚します。もちろん台車もです。
最初につや消し黒を吹きました。濃グレーは今回やめました。
そしてエナメル系で作ったウェザリング用の塗料をまぶしていきます。
色の差がわかりやすいですね。

さて、ボディーは?というと、散々青20号に迷いました。
迷った挙句に調色しまくり、スペアの塗料の瓶3本も使ってしまいました。
そのことは次回で。

つづくー





さて、困りもののカニはドアを付けるだけまで追い込んで、ロネ・ハネ・ハネフに行きましょう。
使った種車がTOMIXの中古品で出自バラバラ。
しかも本人が無知。
24系でしかも晩年の青森所属ってことで、ネットで調べたり知人に聞いたりの毎日でした。
ふと見たらクーラーの形状がちがってて、おや?と思ってよく見たら14系だったとかも続出。
しかも間違わないように車両に形式をマジックで書いておいたのに、IPAで色を落としちゃったらマジックまで消失。
せいぜいオハネとオハネフの違いしかわからない僕は途方にくれましたよ。
ま、なんとか調べて復帰しましたけど。

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なんでも非常脱出扉を埋めちまったそうですね。そのモールドの溝を埋めなくてはなりません。
なんか怖いな。そこからは逃げれんのかい。
そして洗面の窓?も埋まっているそうで、四角く穴を開け直してプラ板埋めです。
溝埋めには光学パテを使いました。削るのが楽ですしね。その代わり食いつきもイマイチみたいで、こんな細く浅い筋埋めだとパテまで削り落ちてたりして。
やはり瞬間接着剤の方がいいかも。削るときに硬いけど。

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折れ戸にしなきゃならない元北斗星は3両もあり、のりしろを残しつつまど開口を大きくしました。
が、タヴァサの折れ戸パーツを上から貼ろうと思ったら、なんかやたら扉が前に出てきちゃってて(当然か)、他の製品と比べると、”いかにも上から貼りました!”って感じになるので、結局ドア全部をくり抜きました。
そしてこの画像にもあるとおり、サイドラインのステンレズ帯のモールド。
やった!マスキングのときに目印になっていいや!なんて浮かれてたら、「そんなもん削らなアカンわ」と一喝。
えー?だめなん?ブツブツ・・・・
と言いつつペーパーで全部落としてやりました。
おかげでサボ受けとか消え去りましたよ僕を残して。

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今度はオハネフ。
車掌室の窓が小さいんでしょ?うう、ここも見て見ぬフリはできないのね。
プラ板を使って埋めます。この辺はキハ40系西日本更新を作り続けた経験が生きてます。なんの抵抗もなくさっさと埋めました。が・・・・・・
小窓の大きさと位置がわからん!
なんでもキハ58の前面貫通扉の窓が同じ大きさとかいう情報もあったり。
こりゃここまで来てまた工作中断かぁ?と思っていたその時です。
いつもご注文を頂いてるIさんが「私はもう使わないんで差し上げます」と改造エッチングパーツを送ってくださったではないですか!
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これをテンプレートにすれば大きさばっちり!
しかもこのセットにはオハネフ妻面の縦ドイまであるではないですか!嗚呼!神降臨!
実際、Iさんはお客様なので神様です。
いつも感謝しております。ありがとうございます。

それを元に窓をくり抜きます。
角がRになっていたり、断面が綺麗にならなかったりと、意外と難しいんですよね。
画像にある折れ戸の交換には靴摺りがないので、後でプラ棒を切り出して表現しておきました。
すでにステンレス帯は消してあります。

さて、これで加工は終わったかな?と思ったら、まだまだハマりましたよこれが。


つづくー

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えーなんか突然自分が乗った廃止直前の日本海が作りたくなり、今年はキハ40系列と並走してコツコツと作ってました。
今更感一杯ですけど、僕としては変わり種なので載せてみました。
あくまでも個人趣味なので、オークションに出品するなんておこがましいことはいたしません。
思い出の列車をなるべく忠実に再現するってのも、前からやってみたかったのです。

編成表です。
青森行き
EF81-114 トワ色
カニ24 112   
オロネ24 4   
オハネフ24 15 
オハネ25 213  
オハネ24 19
オハネフ25 202
オハネ25 210
オハネ25 38  
オハネフ25 129

とまあ、こんなラインナップで、知人からは「よくもまあこんなケッタイな車両ばっかの編成に乗ったもんだ!」と笑われました。
そのときの僕はまったくその言葉の意味が分かりませんでした。(懸命な読者のみなさんは「ドハマり車両」が見え隠れしてるのがお分かりでしょう。)
しかもそれを僕は手持ちのTOMIXの中古車両から作ろうというわけで、みんなから「これ、悪いこと言わないけど相当やることあるよ」と言われました。
僕はですね、実は実車のことはまるっきり知識がないのです。
好きなんですけど、かなりゆるーいのです。
唯一こだわっているのがキハ40系列で、その模型化のために全国あちこち旅してますが、それに関しては拘ります。でも24系なんてほんと、まったく未知の領域・・・・
しかーし!やるって決めたんですからやりましょう。

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とりあえず持っている中古車両のなかで、種車になりそうなものを選んでIPAにドブ漬け。
この編成は全部折れ戸なんですけど、僕の所持品には何故か北斗星用の引き戸車なんかがゴロゴロしてまして、敢えて該当する折れ戸の中古やセットばらしを買わずにパーツ改造することにしました。
自分でやることを増やしている気がしてなりませんが・・・

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はい、ドハマり車両のカニ24ー112です。
これはカヤ27から作ることにしました。ボディだけメーカー相談窓口で売ってもらったのです。
乗務員ドアが潰されてますので開口します。
あと屋根に変なオデキ(たぶんアンテナ)があるので削り落として穴を埋めておきます。

このカニ、さよなら出雲セットしか入ってないですもんね。ばらし品をオークションで見たらとんでもない金額でした。
話せば長いのですけど、このカニを作ろうとして、以前知人から出雲のこのカニを借りて、屋根上のモールドをおゆまるで型取りして複製してやろうと思ったら、熱で塗装が変色してしまう事件がありました。
もう目の前真っ白。
どうやらトップコートが熱で変質してしまい、光沢にだけムラがでてしまったのです。
唖然ボー然。弁償を覚悟したのですけど、すがる思いでメーカー相談窓口に電話したら、なんと部品交換してくれるというのです!
でも変色してしまったボディーと丸ごと交換が条件ということで、新しくは販売してくれませんでした。
それでも九死に一生を得ました。
しかーし、ここでタダでは転びません。
ならば、とメーカーに交換として送る前にダメになったボディーから型を何度もとり、トップコートも自分でかけなおししてみたり。
すると変質した光沢は治っちゃったではないですか!
ここでTOMIXの車両のトップコートが本体に塗装してある塗料とは素材が違うことに気づいたのです。
(これはその後の塗装はがしについて大変いい参考になりました)
もちろん治ってしまったボディーでも、知人には申し訳ないのでメーカーに新品に交換してもらいました。
そんな因縁のカニですけど、カヤの生産を知り、取った型からの複製は結局諦め、一体何やっとんじゃ!って顛末でした。

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おおっと、正面の列車名表示窓(っていうの?)がありません。

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持っていたカニ24ー500から位置出しします。セロテープで合体してからケガキ線をいれますけど・・・・

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どうせ500番台のガラスパーツいれるつもりなら、ここからケガけばいいやん。
あんなアクロバットなことしなくても・・・・まったくなんかウロウロしますわこのカニには。

さて、他の車両の加工はどうなることやら。

つづきます。






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