瀬戸川模型工房のブログ

東京・練馬で鉄道模型専門の模型工房をやってます。主に工作日記と乗り鉄・取材の日記を載せてます。お問い合わせはこちらです。https://tomox14.jimdo.com/

カテゴリ: キハ58系 九州シリーズ

なんか色々あちこち工作してます。
僕は大抵一度に三種類くらいの工作を同時進行してまして、その方がボンドの乾き時間やら塗装の乾燥待ちを有効に使えるからです。
このえびのカラーもキハ41の仕上げと167系と同時に行ってました。

イメージ 1

今回は二色です。九州クリームはオリジナル調色です。実際何回も九州に行って見てきましたので、自信があります。
ラインはタブレットのデカールを利用。
下のベージュはダークイエローですけど、ちょっと濃かったかな。たぶれっとの推奨でしたのでそのまま採用しました。
特定の車種にはヘッドマーク受けなんかをつけてますけど、このトレジャーのパーツ一つでグッと顔が良くなりますね。
イメージ 2

特定のキハ58にはベンチレーター撤去も施しました。
これは穴をφ1.0mmにあけ直しして、タミヤのプラ棒で溶着埋めです。
このやり方だと隙間なく埋めれて、サーフェイサー一発で仕上がりますので、瞬間接着剤が不要です。
ヒケもないですね。

イメージ 3

この工作のキモはなんといってもデカール貼りです。
ちょっと古い製品だったのか、デカールそのものが薄くて弱いのか、切れまくるんですよね。
そして細く切った帯を貼るわけですから、直進性が問われます。
しかも下の色が透けて出てしまう。
特に前面の運転席側はジャンパーなどのモールドもあるので、大変貼りにくいです。
(このえびのは実車の画像をみると、ラインがテールライトのリムに少しかかっているのです)。
しかしこのデカールを使わずして、このえびの色を再現することは今のところありえないでしょう。
こんかいもいい経験をさせていただきました。
お客様にはいつも感謝しております。


シーサイドライナーのご注文をいただきましたので、頑張って作ってました。
というか頑張るところはデカール貼りなんですけどね。

SSL 1期

イメージ 1

キハ58ー727 (青20号) キハ58-5006

第一期でもこの727だけは青20で塗られたんだそうです。なんかとなりに真っ黒いようなのが並ぶと、青20号に見えませんね。これでもブルトレ色なんですが。
5006はベンチレーターを取り払い、穴は埋めてあります。
スカートも下回りも塗ってます。

イメージ 2

キハ28-5221

元キロですね。ユニットサッシの製品はとうぜん「きのくに」からのバラしです。
屋根上はボディと同色ですけど艶を変えて質感を出してます。

SSL 2期の前期

イメージ 3

キハ58ー1005 

タイフォンをスリットに替えた、青地に金の文字です。
この青はお客さんの持っている既に塗り替えられた車両に合わせたため、配合がもう思い出せないです。
赤はモンザレッド。これもベンチレーター撤去ですね。

イメージ 4

キハ28-5223

これも前述のとおり。

SSL 2期 後期

イメージ 5

キハ65-518 キハ28-2485 キハ58-5002

青地に白文字の後半仕様です。この青地は白文字の方が似合ってますが、ジャングルプロのデカールは白文字がほとんど入ってないので、後述のくまがわのセットからも使用しました。

くまがわ

イメージ 6

イメージ 7

イメージ 8

キハ58-1106 キハ58-613

こちらは屋根もクーラーも塗ってあります。
青はSSL2期とおなじです。

イメージ 9

こちらはお客様の所持居ていたものを片スカートに変えました。
かなりインパクトがありますので、オススメな工作です。

イメージ 10

イメージ 11

イメージ 12

というわけで11両をがんばってデカール貼りしました。
このデカールを貼るだけで丸3日かかりました。
当分九州のロゴだらけの車両はやりたくないですが、並べてみると壮観です。
充実感たっぷりのSSL&くまがわでした。




2週間ほど家出をしてまして、そのうちの7日間でJR九州の完乗にトドメを刺してきました。
三角線・豊肥線・日豊本線・日南線・指宿枕崎線・鹿児島本線南部・吉都線肥薩線。
そしてくま川鉄道と甘木鉄道も乗ってきました。
やはり九州は素晴らしいですね。
旅の最中に福岡のとある工房さんも訪問することができました。
その節は大変お世話になりました。
もー!九州大好き!

というわけで九州熱にどっぷり浸かってましてさっそく工作です。
というかこの家出のまえにもう完成していたのですけどね。
シーサイド・ライナーと九州一般色です。



イメージ 1

ベース色のこの濃い青はクレオスのブルーFS15044サンダーバーズ。
中程のユニットサッシはキロからキハ28への格下げ車です。
65の他にキハ28ー3000とキハ58ー1100も用意しました。

イメージ 2

デカールはジャングル・プロダクツさんのものです。モー大変。
なんども中の空気を抜いたりしました。
車番はこのデカールに付属されているものに頼りました。

イメージ 3

窓サッシの銀を落として、ボディー色に塗り替えます。マスキングをしたあとにシルバーのホットスタンプを剥がし、はみ出さないようにしっかりマスキングを抑え直して吹き付けです。

イメージ 4

屋根もボディと同じ色なのですけど、仕上げのクリアをつや消しにして変化を出しました。
ベンチレーターの撤去が必要なものは全て取り除いて穴を埋めて置きました。
下回りはジャーマングレーに台車まで塗ってあり、先頭はスカートも塗ってます。
クーラーはガイアのダークステンレス・シルバーで。渋めの鈍い光が気に入ってます。

イメージ 5

アンテナは趣味でKATOのものに交換してました。これはグレーのままです。
旧ロットからの改造ですので、TNカプラーはスプリングではありません。
Hゴムはこの写真のあとにもう一度黒に塗り直ししてます。
本来はボディー色なのですけど、黒でも問題ない色の差ではないかなぁと。
ヘッドライトリムにもライトステンレス・シルバーで色差ししてます。

作ってて、ベンチレーターが全てついたままの平窓キハ58も欲しくなり、一両追加して作ってしまいました。
光沢はGMの半艶です。自分としてはかなり気に入ってます。

そして九州一般色も作ってしまいました。

イメージ 6

色を落として白を吹き、そのあとに調色した青を吹きます。
この青の発色を抑えるのであればグレーを先に吹くのですけど、今回は鮮やかにしてみました。

イメージ 7

その後マスキングして白を吹き直し、そしてクリームです。これも調色しました。
Hゴム塗装もライトケースも塗装済み。
JRマークは以前ヤフオクで購入したものです。
これらは下回りは塗ってませんが、九州車らしくスカートをはかせます。
パノラミ車なのでメーカーからは発売されてないのかな。(よーしらんけど)


さて、今週末の運転会で仲間にお披露目します。
でも運転はしません。点灯及び動力チェックするだけです。
これはそのまま3/27に出品します。
みなさん、ヤフオクで見かけたら、どうぞよろしくお願いします。
明日はちゃんと撮影した個別の画像を載せます。





↑このページのトップヘ