瀬戸川模型工房のブログ

東京・練馬で鉄道模型専門の模型工房をやってます。主に工作日記と乗り鉄・取材の日記を載せてます。お問い合わせはこちらです。https://tomox14.jimdo.com/

カテゴリ: クモハ123

先日友人の元から入線しました鉄道コレクション第24弾・クモハ123-1 ミニエコー。
現地に取材まで行って乗ったヤツです。
その派手目な色合いに変わり種なボディにヤラれちゃって、どこかのエッチングキットを買って作ろうと思ってたら、鉄コレで旧塗装が発売され(第20弾)、エッチングキットを放置して最終形ミニエコーにしました。
この工作記はこちらに載ってます。

完成してお披露目したら、いつものようにケースの中で休眠していたのですけど、よもや第24弾で発売されるとは思いもしませんでした。
ちょっと比較してみましょう。(やめとけ)

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もうのっけから負けてます。
まず僕の改造作品のあかんのは屋根が開いちゃっているとこね。ちゃんと接着させればいいのですけど、こいつ、ライトユニットを放り込んであるんで、後で開けたくってこのままにしてます。
ちゃんと取り付け調整すれば屋根板は接着してもいいんですけどね。
運転席横の小窓は自分で開けました。まあまあかな。

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上が24弾です。屋根上の配管モールドがされてます。僕のは割愛。
というか電車の上のごちゃごちゃ、嫌いです。
インバータークーラー?は改造当時GMパーツが枯渇していたのをなんとか入手した苦労もの。
矢印の真ん中の奴はお湯まるで複製して使ってますね。やはりキレがイマイチ。
あとはもともとが鉄コレ第20弾のものなので変わりなしです。

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サイドビューです。上が第24弾。
斜めのラインの位置がびみょーに違ってますが、僕も一応実車の撮影記録を元にしたんだけどなぁ。ま、いいか。
肝心の色ですけど、第24弾は赤が少し黒く濁ってます。僕のはきもーち朱色っぽくしてます。
この発色には細心の注意を払ったので譲りませんよ。
あ、僕のは鉄コレの動力が入ってます。

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右の屋根が浮いてるのが僕の改造品。
クリームの感じはほぼ一緒。
白い斜めのラインとミニエコマークはパンダ工業さんものです。大変優秀なインレタです。
ま、まあ負けてないっすよね。ww
大体同じ型で生産されたものなんだからディテールは同じに決まっとるし。
唯一勝てるとしたらライト点灯かな。
この工作は結構有効でしたので、みなさんどんどんチャレンジしてくださいね。
僕もこの浮いた屋根をそのうち何とかしますんで。
参考までにもう一度改造記のURLを貼っておきますね。

てなわけでこの第24弾はヤフオク行きです。今夜他の依頼品とともに出品します。
今月はちょっとヤフオク出品が多くなりそうですので、よかったらチェックしてくださいね。
当工房のホームページで載せてた処分品もヤフオク行きです。
IDは tomox14 です。
よろしくお願いします。

 3/15 無事にヤフオクが終了しました。
ご落札頂いた方には深く感謝したします。
また、今回入札いただくも惜しくもご落札されなかった方にも御礼申し上げます。
個別にご連絡が取れるようでしたら、特注ということで工作をお受けいたしますので、よろしくお願いします。
ご好評いただいたキハ41などは特に時間のかかる工作となります。
コンバージョンキットであるための金属とプラスティックの接合には、接着とその乾燥に時間をかけて行った方が、やはり強度が増しますので、お時間をいただきたく思います。
平面でのヒケを修正するにも、何度もパテ処理などしますので。
すなわち今作っているキハ41も次回の出品にはまたまた時間がかかりそうと、言い訳してみたり。


さて、日曜日にサークルの運転会がありましたので、そこで仲間に鉄コレ第20弾の改造車両をお披露目しました。

クモハ123ー1 ミニエコー

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このブログで製作記事を書きました同車ですが、大変軽やかに走ってくれました。
屋根パーツが浮いてますが、不具合がなさそうですので、これから接着してしまおうと思います。
下回りは鉄コレ動力ですが、腰が高くならないので、スタイルは抜群です。
これにはマイクロエースのライトユニットを組み込んでありますので、方向幕まで光ります。

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ちょっと光っているか見にくいですかね。
この車両はまた作ろうと思います。鉄コレ改造とそしてKitchenのコンバージョンと両方作るつもりです。
この車両は屋根の浮き上がりを修正したら、ヤフオクに出すつもりです。
でもちょっと材料費がかかりすぎですので、スタート価格が高くなるかも。


クモハ123-5145

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第20弾に含まれていたクモハ123-45をそのまま所持していたんじゃつまらなかったので、羽衣線の貫通扉を顔ごと移植しました。そしてクーラーを付けておしまい。モーターもなきゃ台車もパンタも変えてません。
屋根のベンチレーターの穴は一部塞ぎました。
帯は塗りました。緑の発色が悪いですね。パンダのインレタには敵いません。
顔をすげ替えるとき、側面の運転ドアの手前で平面接合したのですけど、この工作は失敗です。
顔は角で45度に削って接合したほうが強度も仕上げも良さそうです。


クモハ123-3 小野田線 現行

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これも以前に製作途中を画像で紹介させてもらいました。顔のすげ替えと部分塗装という横着な工作でした。
これにもマイクロエースのライトユニットとそして動力を突っ込んでます。
見た感じ、腰高になってしまうのが欠点ですね。パンタぐらい替えろって。
45度加工と接着ですけど、そのことにより車体長が短くならないように、そして垂直や直角が損なわれないように注意しなくてはいけません。

クモハ123-6 小野田線 現行

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羽衣線色を買い足して、顔のなくなった胴体を切ってつないだ一品です。
側面での平面接合が割と上手くいって満足してます。
この車両に回すライトユニットと動力がなかったので、下回りは鉄コレのまんま。
色も全塗装し直ししてますので、上の123-3と比べるとクリームがかってます。
雨樋を付け直ししていますので、ちょっと存在が主張されてます。
割と簡単で効果抜群のオススメ工作です。

クモユニ143ー1 スカ色

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ワインレッドでも良かったんですけど、なんとなくそのまま所持するのが嫌な天邪鬼ゆえに塗り替えただけの一品です。
これも簡単でオススメの工作です。うー、スカ色の荷物電車作りたくなってきました。

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あとは、わざわざ飯田線色(青22号)を塗り替えたクモユニ147-2とかもありますけど、ここ一ヶ月ぐらいで楽しんだ鉄コレ20弾改造でした。
これ、ヤフオクで出したら売れるんかなー。
特注で工作するのなら、もうちょっとキチンとやります。
なんせ今回は自分の所有と試しの工作でしたんで、やや手抜き感が・・・・
どんどんと値上がりしてる鉄コレですけど、気分的にも気楽にいじれるのがいいですね。
なんせボディが分厚くしっかりした樹脂なのが改造しやすいのです。
もうボチボチライト点灯を意識した商品設計になって行ってくれたらいいなー、と思ってます。




この前ブログに載せたキハ41(ライト点灯ヴァージョン)は2両とも出品しました。
ついでにキハ47-1播但線色とエラーを修正したキハ47東海二両セットも出品中。
どうぞよろしくお願いします。

んでもってタイトルのミニエコーですが

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ボディ塗装が終わって問題になるのはやはりクーラーですね。
画像の手前左はKATOの885系のクーラー。手前右はGMのなんかのクーラー。
そして奥が現在入手困難のGM製東海用インバータークーラーです。
使ってしまうのがおしいので、室外機はKATOので代用し、インバーターはフォルムが単純なのでレジンコピーすることにしました。

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おゆまる?(100円ショップのやつ)で型をとり・・・・

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プラリペアでコピーしました。
ちょっと整形したらまるで問題なさそうです。

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GMのランボードを延長し、屋根をねずみで塗って取り付けます。
クーラーはクレオスのシルバーです。

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サクっと完成。
今回の動力は鉄コレを使いました。
画像が残ってなくて申し訳ないのですが、ライトケースへの給電はマイクロの給電端子を半田付けで延長し、鉄コレ動力の集電シューに触れさせるようにしました。
単純な構造ですけどそれゆえにしっかり接触してくれてます。
これで方向幕まで点灯です。
ちなみに方向幕は鉄コレのガラスパーツから切り取り、ナイフでスライスしてつけました。(写ってないけど)
これでミニエコー、完成です。

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調子ぶっこいてクモハ123-5、6の現行使用を切り継ぎで作ります。
顔だけが欲しくて買った鉄コレの羽衣線のあまりを使って必要な窓を切り出します。
素材の肉厚が分厚いのでちゃんと接着できます。
パテや瞬間接着剤で継ぎ目を消して・・・・

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とっとと塗ってしまいました。
まあ若干平滑になってないところもありますけど、まあいいでしょう。

これで手元にあった鉄コレ20弾はクモニ143とクモヤ以外は全部改造しちまいました。
このクモハ123-5がちゃんと完成したら、全てまとめてご紹介します。
この20弾、イジリ甲斐があって楽しめますね!

クモハ123-1ミニエコーは実は結構好きな車両でして、在りし日に乗り鉄のために辰野から乗りました。2011年のことです。
このミニエコーを模型化するため、kitcheNのコンバージョンキットを二つも購入し、種車もマイクロエースのクモヤ143ー50などを用意して、いつ作ろうか妄想しまくってましたら、鉄コレ20弾が発売されました。
デビュー時の姿とは言え、こいつから作った方が楽そうです。

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kitcheNの側板から足りない運転席横の小窓の位置と大きさを測りとります。
ボディへの加工はそんなところですね。

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これまたヘッドライトの点灯化を目指すため、種車で用意したマイクロエースのクモヤ143-50のライトユニットがハマるか確認します。ライトケースの穴をドリルで軽くさらえばドンピシャ。

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ライトケースが両側に収まった感じです。(コレは先日紹介したクモハ123-3のボディにハメたときの画像です) 天井をこのように切り欠きます。ちなみに動力が写ってますが、コレはマイクロのもの。

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さらっと塗っておきます。
白3号のラインに灰色9号と白の薄グレー。そしてモンザレッドと西武ピンクやらなんやらで作った赤です。
僕の見た時の印象では、赤はピンクに振っているというよりモンザレッドから少し朱色(オレンジ)側に振れている感じでした。こういう色のデジカメのデーターは設定とかでまちまちになりますので、自分のイメージを優先させた方がいいですね。

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パンダ工業のインレタで楕円のマークと前面右側にある白の三本筋を入れます。
このメーカーのインレタは強いので、台紙から剥がしたあとでもヘタレないので、ピンセットでつまんでシールのように貼れます。
ただ、もっと仕上がりにこだわるなら、ヘッドライトをパーツにして、ラインの塗装が終わってから赤く塗ったヘッドライトケースを接着するべきでしょう。
でも今回は鉄コレを基にした改造ですので、そのへんはイージーに行きます。
サイドの黒ナンバーはGM、JRマークはトミックスで発売されていたものです。

屋根のベンチレーターを一つだけ残して、インバーターとクーラー室外機が載りますが、取り付け穴を一つ塞がなくてはなりません。
プラ板の破片を突っ込んで、あとで均します。



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そんなことをやりながら、同じ鉄コレ20弾のクモユニ147とクモユニ143を仕上げました。
スカ色かっこいいー!
飯田線色は製品の色が気に入らなかったので塗り替えただけですけど、郵便マークとかナンバーインレタ(GM)のお金がちょっともったいなかったかな。
イージーな気持ちで始めてしまって、出費がかさんでしまったというシマラナイお話ですね。
でもRevelの青22号(絶版)が好きなんですよー。

というわけでミニエコーは続きます。

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僕の趣味にJR乗り潰しがあります。4年ほど前に小野田支線を攻略したのですけど、ダイヤが薄くて前泊しました。
その次の朝に乗ったのがクモハ123です。
この線区には数両のクモハ123がいるのですけど、改造を重ねたこれらは大別すると大きく二種類に分かれてます。
側面が大型のバス窓みたいなクモハ123-2、3、4号と、四角い窓が三つならんだ5、6号です。
この五台はみな貫通扉付きの顔をしてますので、今回発売になった鉄道コレクション第20弾から軽加工で現行スタイルの2、3、4号を作ってみることにしました。
ええ、あくまで軽加工ですし、自分の趣味分としての製作です。

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えー、それぞれたたっ斬ります。
種車は何かはもうお分かりですよね。
今回は車体の角を45度にトメ加工して接合します。(トメ加工ってのは建築用語ですね。)
バス窓ボディの方の屋根も大きく切り欠きます。

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それはマイクロエースのライトユニットを放り込むためです。
これは羽衣支線であらかじめ実験したときの画像ですけど、ライトの位置がそれぞれドンピシャ。
ヘッドとテールのライトケースの穴を少しドリルでさらってやればすんなり入ります。
ついでに列車種別窓も光っちゃいます。(予定)

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はいできた。なんてイージーな。
あとは塗るだけ。しかも横着に前部分と青のラインだけぬりゃいいや。
塗装もイージーに行きましょ

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一旦下地として白+銀を塗り、ボディ色を抑えた後、白3号を塗ったけど白すぎたのでグランプリホワイトで仕上げます。
そこまでやるならサイドも塗り直しゃいいんですけどね。
ちなみに奥に写っているのはクモユニ143。製品の青22号が気に入らなかったので塗り直してます。

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前面の裾のラインのマスキングが難しいっす。
あとは運転台の脇に青15号を入れてJRマークをインレタ。
あとは車番のインレタを手に入れるまで放置。
あ、下回りはそのままマイクロエースの動力を入れれるように、ガラスパーツを切断したりしておきます。
マイクロエースの動力をいれると、やや腰高になるみたいです。

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なんか一番奥のほうでライトユニットが盛り上がって映っちゃってますが、まあこれは屋根がないのとライトユニットのバネのせいってことで。イージーイージー。
ついでに塗り替えたクモユニ143(青22)とクモユニ147(スカ色)です。こんなのもお手軽に作れちゃって、しかもオークションでは割とやすく手に入りますから、週末の軽加工には最適かもです。
え?クモハ123-5、6はやらないのかって?
ありゃボディの平面接合が必要ですからね。ちょっと気合が必要ですね。(もう種車の購入は済んでますけど)
あと、クモハ123-5145なんかも顔を変えるだけでできますね。(ほんとかよ)
そしてもう一つ、僕が以前から作りたかったヤツも。

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運転台横の小窓の新設と斜めのライン。
もうお分かりの人もいるでしょう。
このクモハ123-1ミニエコーはまた他の機会に紹介します。
それでは。


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